検索語句の提案
警告
2020 年 10 月 30 日に、Bing Search API は Azure AI サービスから Bing Search サービスに移行されました。 このドキュメントは、参考用としてのみ提供されています。 更新されたドキュメントについては、Bing search API のドキュメントを参照してください。 Bing 検索用の新しい Azure リソースを作成する手順については、「Azure Marketplace から Bing Search リソースを作成する」を参照してください。
通常は、アプリケーションの検索ボックスにユーザーが新しい文字を入力するたびに、Bing Autosuggest API を呼び出します。 クエリ文字列の完全性は、API から返されるクエリ語句の候補の関連性に影響します。 クエリ文字列がより完全になるほど、より高い関連性を持つクエリ語句の候補が返されます。 たとえば、API から s
に対して返される可能性のある候補は、sailing dinghies
に対して返されるクエリよりもおそらく関連性が低くなります。
要求の例
次の例に、sail に対するクエリ文字列の候補を返す要求を示します。
q クエリ パラメーターを設定する際には、忘れずにユーザーの部分的なクエリ用語を URL エンコードします。 たとえば「sailing les」と入力された場合、q
を sailing+les
または sailing%20les
に設定します。
GET https://api.cognitive.microsoft.com/bing/v7.0/suggestions?q=sail&mkt=en-us HTTP/1.1
Ocp-Apim-Subscription-Key: 123456789ABCDE
X-MSEdge-ClientIP: 999.999.999.999
X-Search-Location: lat:47.60357;long:-122.3295;re:100
X-MSEdge-ClientID: <blobFromPriorResponseGoesHere>
Host: api.cognitive.microsoft.com
次の応答には、候補となる検索語を含んだ SearchAction オブジェクトのリストが格納されます。
{
"url" : "https:\/\/www.bing.com\/search?q=sailing+lessons+seattle&FORM=USBAPI",
"displayText" : "sailing lessons seattle",
"query" : "sailing lessons seattle",
"searchKind" : "WebSearch"
}, ...
検索語の候補を使用する
それぞれの候補には、displayText
、query
、および url
フィールドが含まれています。
displayText
フィールドには、検索ボックスのドロップダウン リストの設定に使用する検索候補が含まれています。 応答に含まれるすべての候補を、指定された順序で表示する必要があります。
Bing Autosuggest API からの検索語の候補を含んだドロップダウン検索ボックスの例を次に示します。
ユーザーがドロップダウン リストからクエリ候補を選択した場合は、query
フィールドのクエリ用語を使用して Bing Web Search API を呼び出し、独自にその結果を表示することができます。 または、url
フィールドの URL を使用して、ユーザーを Bing 検索結果ページに誘導することもできます。