Windows Server AppFabric キャッシュ展開および管理ガイド
Jason Roth
2010 年 8 月
このガイドでは、Windows Server AppFabric キャッシュ クラスターを展開して管理する方法に関するガイダンスと例を示します。 このガイドは AppFabric のキャッシュ機能に関する既存のドキュメントを補完するものであり、技術的な詳細情報を提供するために随所で既存のドキュメントが参照されています。
はじめに
アプリケーションではパフォーマンスの向上のために独自のインメモリ キャッシュを作成することがよくありますが、このようなキャッシュはアプリケーションをホストするコンピューターのメモリによって制限されます。 AppFabric のキャッシュ機能は、複数のサーバーに分散できるインメモリ キャッシュをサポートします。 これらのサーバーはキャッシュ ホストと呼ばれます。 AppFabric キャッシュ クラスターはキャッシュ ホストを追加するだけで拡張できますが、その場合でもアプリケーションは単一のエンティティとしてキャッシュ クラスターにアクセスできます。 詳細については、「概念とアーキテクチャ (AppFabric キャッシュ)」を参照してください。
このガイドは、AppFabric のキャッシュ機能を使用するアプリケーションを前提としています。 目的は、新しいキャッシュ クラスターの設定、アプリケーション用のキャッシュの作成、キャッシュ クラスターの正常性の監視、問題のトラブルシューティングなどの手順を説明することです。 キャッシュ クラスターの展開と管理のあらゆる部分に対処するための重要なスキルを提供できるよう、最も一般的なシナリオを取り扱うようにしています。
このガイドの推奨読者
AppFabric キャッシュ クラスターを管理する IT プロフェッショナル。
AppFabric のキャッシュ ソリューションを顧客向けにカスタマイズする ISV。
このガイドの内容
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ここでは、新しいキャッシュ クラスターの展開と構成についての情報を提供します。 Windows PowerShell を使用したキャッシュ ホストの追加と削除も含まれます。
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ここでは、キャッシュ クラスターの一般的な管理タスクに対する Windows PowerShell の例を示します。
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ここでは、キャッシュ クラスターの正常性の監視に使用できるツールについて説明します。 正常性のチェックリストも示します。
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ここでは、キャッシュ クラスターに関する一般的な問題、およびキャッシュ対応のアプリケーションで発生する可能性のある関連する例外について説明します。
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この付録の表では、アプリケーション例外メッセージで使用されているさまざまなエラー コードの一覧を示します。 エラー コードと、開発者がアプリケーションのコードで処理できる例外を結び付けます。
2011-12-05