方法 : UserControl クラスを継承する
1 つ以上の Windows フォーム コントロールの機能をカスタム コードと組み合わせるには、ユーザー コントロールを作成します。ユーザー コントロールは、迅速なコントロール開発、標準の Windows フォーム コントロールの機能、およびカスタム プロパティやカスタム メソッドの柔軟性を兼ね備えています。ユーザー コントロールの作成を開始すると、デザイナが表示され、標準の Windows フォーム コントロールを配置できます。これらのコントロールは、標準コントロールの外観と動作に加えて、継承した機能のすべてを保持します。ただし、これらのコントロールをユーザー コントロールに組み込んだ場合、コードを介して使用することはできなくなります。ユーザー コントロールは独自の描画を行い、標準コントロールに関連付けられた基本的な機能もすべて処理します。
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使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。 |
ユーザー コントロールを作成するには
新しい Windows コントロール ライブラリ プロジェクトを作成します。
空白のユーザー コントロールを持つ新しいプロジェクトが作成されます。
ツールボックスの [Windows フォーム] タブから、コントロールをデザイナにドラッグします。
これらのコントロールは、最終的なユーザー コントロールに表示するときと同じように、配置およびデザインする必要があります。開発者が内在コントロールにアクセスできるようにする場合は、内在コントロールをパブリックとして宣言するか、内在コントロールの選択したプロパティを公開します。詳細については、「方法 : 内在コントロールのプロパティを公開する」を参照してください。
コントロールに含めるカスタム メソッドやカスタム プロパティを実装します。
F5 キーを押すことにより、UserControl テスト コンテナでプロジェクトをビルドしコントロールを実行します。詳細については、「方法 : UserControl の実行時の動作をテストする」を参照してください。
参照
処理手順
方法 : コントロール クラスを継承する
方法 : 既存の Windows フォーム コントロールから継承する
方法 : Windows フォームのコントロールを作成する
Visual Basic 2005 における継承されたイベント ハンドラのトラブルシューティング
方法 : UserControl の実行時の動作をテストする