Get-SCCloudUsage
VMM で指定されたプライベート クラウドのクラウド使用状況データを取得します。
構文
Get-SCCloudUsage
[-VMMServer <ServerConnection>]
-Cloud <Cloud>
[-ReturnPerUserRole]
[-OnBehalfOfUser <String>]
[-OnBehalfOfUserRole <UserRole>]
[<CommonParameters>]
Get-SCCloudUsage
[-VMMServer <ServerConnection>]
-Cloud <Cloud>
-UserRole <UserRole>
[-UserName <String>]
[-OnBehalfOfUser <String>]
[-OnBehalfOfUserRole <UserRole>]
[<CommonParameters>]
説明
Get-SCCloudUsage コマンドレットは、Virtual Machine Manager (VMM) で指定されたプライベート クラウドのクラウド使用状況データを取得します。 クラウド使用状況データには、次のものが含まれます。
- CPU の数
- カスタム クォータ ポイント
- メモリの量 (MB 単位)
- ストレージの量 (GB 単位)
- バーチャル ャVンの
このデータは、ユーザー ロールごととユーザーごとの使用状況にスコープを設定できます。
例
例 1: 指定されたプライベート クラウドの使用状況情報を取得する
PS C:\> $Cloud = Get-SCCloud -Name "Cloud01"
PS C:\> Get-SCCloudUsage -Cloud $Cloud
最初のコマンドは、Cloud01 という名前のプライベート クラウド オブジェクトを取得し、そのオブジェクトを $Cloud 変数に格納します。
2 番目のコマンドは、$Cloudに格納されているプライベート クラウドのクラウド使用状況情報を取得し、次の情報をユーザーに表示します。
- CPUUsageCount
- CustomQuotaUsageCount
- MemoryUsageMB
- StorageUsageGB
- VMUsageCount
例 2: 指定したユーザー ロールの指定されたプライベート クラウドの使用状況情報を取得する
PS C:\> $Cloud = Get-SCCloud -Name "Cloud01"
PS C:\> $UserRole = Get-SCUserRole -Name "SelfServiceUsers"
PS C:\> Get-SCCloudUsage -Cloud $Cloud -UserRole $UserRole
最初のコマンドは、Cloud01 という名前のプライベート クラウド オブジェクトを取得し、そのオブジェクトを $Cloud 変数に格納します。
2 番目のコマンドは、SelfServiceUsers という名前のユーザー ロール オブジェクトを取得し、そのオブジェクトを $UserRole 変数に格納します。
最後のコマンドは、$Cloudに格納されているプライベート クラウドのクラウド使用状況情報と、$UserRoleに格納されているユーザー ロールを取得します。 次に、コマンドによってクラウドの使用状況情報がユーザーに表示されます。
例 3: ユーザー ロール内の指定されたユーザーの指定されたプライベート クラウドの使用状況情報を取得する
PS C:\> $Cloud = Get-SCCloud -Name "Cloud01"
PS C:\> $UserRole = Get-SCUserRole -Name "SelfServiceUsers"
PS C:\> Get-SCCloudUsage -Cloud $Cloud -UserRole $UserRole -UserName "Contoso\PattiFuller"
最初のコマンドは、Cloud01 という名前のプライベート クラウド オブジェクトを取得し、そのオブジェクトを $Cloud 変数に格納します。
2 番目のコマンドは、SelfServiceUsers という名前のユーザー ロール オブジェクトを取得し、そのオブジェクトを $UserRole 変数に格納します。
最後のコマンドは、$Cloudに格納されているプライベート クラウドと、SelfServiceUsers というユーザー ロールの PattiFuller というユーザーのクラウド使用状況情報を取得します。 次に、コマンドによってクラウドの使用状況情報がユーザーに表示されます。
パラメーター
-Cloud
プライベート クラウド オブジェクトを指定します。
Type: | Cloud |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | True |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |
-OnBehalfOfUser
ユーザー名を指定します。 このコマンドレットは、このパラメーターで指定されたユーザーの代わりに動作します。
Type: | String |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-OnBehalfOfUserRole
ユーザー ロールを指定します。 ユーザー ロールを取得するには、 Get-SCUserRole コマンドレットを 使用します。 このコマンドレットは、このパラメーターが指定するユーザー ロールの代わりに動作します。
Type: | UserRole |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-ReturnPerUserRole
ユーザー ロールごとのリターンを指定します。
Type: | SwitchParameter |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-UserName
ユーザーの名前を指定します。 Domain\User という形式のユーザー名を入力します。
Type: | String |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-UserRole
ユーザー ロール オブジェクトを指定します。
Type: | UserRole |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | True |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-VMMServer
VMM サーバー オブジェクトを指定します。
Type: | ServerConnection |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |