次の方法で共有

Export-SCTemplate

  • リファレンス
モジュール:
VirtualMachineManager

VMM ライブラリから指定したパスにテンプレートをエクスポートします。

構文

Export-SCTemplate
      [-VMTemplate] <Template>
      -Path <String>
      [-SettingsIncludePrivate]
      [-Overwrite]
      [-Password <String>]
      [-IncludeLibraryResources <ItemBase[]>]
      [-AllowUnencryptedTransfer]
      [-IncludeAllLibraryResources]
      [-VMMServer <ServerConnection>]
      [<CommonParameters>]
Export-SCTemplate
      [-ServiceTemplate] <ServiceTemplate>
      -Path <String>
      [-SettingsIncludePrivate]
      [-Overwrite]
      [-Password <String>]
      [-IncludeLibraryResources <ItemBase[]>]
      [-AllowUnencryptedTransfer]
      [-IncludeAllLibraryResources]
      [-VMMServer <ServerConnection>]
      [<CommonParameters>]

説明

Export-SCTemplate コマンドレットは、テンプレートを Virtual Machine Manager (VMM) ライブラリから指定されたパスにエクスポートします。 テンプレートが依存しているライブラリ オブジェクトをエクスポートすることもできます。

例

例 1: すべての設定でサービス テンプレートをエクスポートする

PS C:\> $ServiceTemplate = Get-SCServiceTemplate -Name "ServiceTemplate01"
PS C:\> Export-SCTemplate -ServiceTemplate $ServiceTemplate -Path "C:\TemplateExports" -SettingsIncludePrivate -Overwrite

最初のコマンドは、ServiceTemplate01 という名前のサービス テンプレート オブジェクトを取得し、$ServiceTemplate変数にオブジェクトを格納します。

2 番目のコマンドは、すべての設定を含む、$ServiceTemplateに格納されているサービス テンプレートをエクスポートし、同じ名前の既存のテンプレート エクスポート パッケージを上書きします。

例 2: すべての設定で複数のサービス テンプレートをエクスポートする

PS C:\> Get-SCServiceTemplate | Export-SCTemplate -Path "C:\TemplateExports" -SettingsIncludePrivate -Overwrite

このコマンドでは、Get-SCServiceTemplate コマンドレットを使用して、すべてのサービス テンプレート オブジェクトを取得します。 次に、パイプライン演算子を使用してオブジェクトを Export-SCTemplate コマンドレットに送信し、テンプレートをエクスポートし、既存のファイルを上書きします。

例 3: 依存ライブラリ リソースを含むサービス テンプレートをエクスポートする

PS C:\> $ServiceTemplate = Get-SCServiceTemplate -Name "ServiceTemplate01"
PS C:\> Export-SCTemplate -ServiceTemplate $ServiceTemplate -Path "C:\TemplateExports" -IncludeAllLibraryResources

最初のコマンドは、ServiceTemplate01 という名前のサービス テンプレート オブジェクトを取得し、$ServiceTemplate変数にオブジェクトを格納します。

2 番目のコマンドは、ServiceTemplate01 とそのすべての依存リソースを VMM ライブラリから C:\TempalteExports にエクスポートします。

パラメーター

-AllowUnencryptedTransfer

ネットワーク ファイル転送で暗号化が必要ないことを示します。 暗号化されていないネットワーク ファイル転送を許可すると、ソース ホストと宛先ホストのどちらでも暗号化が必要でなければ、パフォーマンスが向上する可能性があります。

このパラメーターを使用して、次の操作を行います。

  • ライブラリとの間で暗号化されていないファイル転送を許可します。
  • ホスト グループとの間またはホスト グループ内での暗号化されていないファイル転送を許可します。
型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-IncludeAllLibraryResources

テンプレートのすべての依存関係が、テンプレートを使用して VMM ライブラリからエクスポートされることを示します。

型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-IncludeLibraryResources

テンプレートを使用してエクスポートする依存ライブラリ リソースを指定します。

型:ItemBase[]
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-Overwrite

インポートまたはエクスポート操作によって、同じ名前の既存のファイルが上書きされることを示します。 または、インポート操作によって、既存の仮想マシン テンプレートまたはサービス テンプレート オブジェクトが同じ名前で上書きされます。

型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-Password

パスワードを含むセキュリティで保護された文字列を指定します。

型:String
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-Path

操作の宛先パスを指定します。

形式の例:

  • ローカル パス: -Path "F:\"
  • UNC パス: -Path "\\Library\Templates"
  • ボリューム GUID パス: -Path "\\?\Volume{4703c1ea-8ae7-11db-b473-00123f7603e3}\"
  • VMware ESX パス: -Path "\[storage1\]\MyVMwareFolderForVMs\MyVM.vmx"
  • Citrix XenServer パス: -Path "Local storage\[99b6212f-b63d-c676-25f9-d6c460992de7\]"
型:String
配置:Named
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-ServiceTemplate

サービス テンプレート オブジェクトを指定します。

型:ServiceTemplate
配置:0
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

-SettingsIncludePrivate

機密性の高いテンプレート設定がインポート操作またはエクスポート操作に含まれていることを示します。

型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-VMMServer

VMM サーバー オブジェクトを指定します。

型:ServerConnection
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

-VMTemplate

仮想マシンの作成に使用する VMM テンプレート オブジェクトを指定します。

型:Template
配置:0
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

出力

SCTemplate

このコマンドレットは、SCTemplate オブジェクトを返します。