Reset-SPSites
コンテンツ データベースを、ファームの構成データベースと同期します。
構文
Reset-SPSites
[-Identity] <SPContentDatabasePipeBind>
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[-Confirm]
[-WhatIf]
[<CommonParameters>]
説明
Reset-SPSites コマンドレットは、コンテンツ デーベースに実際に存在するサイト コレクションに関して、コンテンツ データベースと、ファームの構成データベースを同期します。
また、コンテンツ データベース内のすべてのサイト コレクションが構成データベースに登録されていることを確認し、サイト コレクションがコンテンツ データベースに存在しない場合には構成データベース内のそのサイト コレクションへの参照を削除します。
SharePoint 製品のWindows PowerShellに関するアクセス許可と最新の情報については、「Windows PowerShell for SharePoint Server 2016」SharePoint Server 2019参照 (https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=671715) のオンライン ドキュメントを参照してください。
例
----------------------例-----------------------
$contentdb = Get-SPContentDatabase ContentDbName
Reset-SPSites -Identity $contentDb
ContentDbName という名前のコンテンツ データベース内のサイトを構成データベースと同期します。
パラメーター
-AssignmentCollection
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。
Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。
Stop-SPAssignment
コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。
Type: | SPAssignmentCollection |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019 |
-Confirm
コマンドレットを実行する前に確認メッセージを表示します。
Type: | SwitchParameter |
Aliases: | cf |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019 |
-Identity
特定のコンテンツ データベースを指定します。 コンテンツ データベースの ID や 名前か、コンテンツ データベースの適切なインスタンス名のいずれかを指定できます。
Type: | SPContentDatabasePipeBind |
Position: | 0 |
Default value: | None |
Required: | True |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019 |
-WhatIf
コマンドレットが実行されるとどうなるかを示します。 コマンドレットは実行されません。
Type: | SwitchParameter |
Aliases: | wi |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019 |
入力
Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPContentDatabasePipeBind
Microsoft.SharePoint.PowerShell.SPAssignmentCollection
出力
System.Object