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New-Guid

GUID を作成します。

構文

New-Guid []
New-Guid
   [-Empty]
   [<CommonParameters>]
New-Guid
   [-InputObject <String>]
   [<CommonParameters>]

説明

New-Guid コマンドレットは、ランダムなグローバル一意識別子 (GUID) を作成します。 スクリプトで一意の ID が必要な場合は、必要に応じて GUID を作成できます。

例 1: 新しい GUID を作成する

New-Guid

このコマンドは、ランダムな GUID を作成します。 または、このコマンドレットの出力を変数に格納して、スクリプト内の他の場所で使用することもできます。

例 2: 空の GUID を作成する

New-Guid -Empty

Guid
----
00000000-0000-0000-0000-000000000000

例 3: 文字列から GUID を作成する

次の使用例は、GUID を含む文字列を GUID オブジェクトに変換します。

New-Guid -InputObject "d61bbeca-0186-48fa-90e1-ff7aa5d33e2d"

Guid
----
d61bbeca-0186-48fa-90e1-ff7aa5d33e2d

例 4: パイプラインから GUID に文字列を変換する

この例では、パイプラインから GUID オブジェクトに文字列を変換します。

$guidStrings = (
'11c43ee8-b9d3-4e51-b73f-bd9dda66e29c',
'0f8fad5bd9cb469fa16570867728950e',
'{0x01234567, 0x89ab, 0xcdef,{0x01,0x23,0x45,0x67,0x89,0xab,0xcd,0xef}}'
)
$guidStrings | New-Guid

Guid
----
11c43ee8-b9d3-4e51-b73f-bd9dda66e29c
0f8fad5b-d9cb-469f-a165-70867728950e
01234567-89ab-cdef-0123-456789abcdef

パラメーター

-Empty

このコマンドレットが空の GUID を作成することを示します。 空の GUID の文字列には、すべてのゼロが含まれています。

型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-InputObject

このパラメーターは、GUID を表す文字列を受け取り、GUID オブジェクトに変換します。

型:String
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

出力

Guid

このコマンドレットは GUID を返します。

メモ

このコマンドレットは、System.Guid クラスのコンストラクターに文字列入力を渡します。 コンストラクターは、複数の形式の文字列をサポートします。 詳細については、「System.Guid(String)を参照してください。

文字列入力または Empty パラメーターなしで使用する場合、コマンドレットはバージョン 4 の汎用一意識別子 (UUID) を作成します。 詳細については、「System.Guid.NewGuidを参照してください。