Import-PowerShellDataFile
内容を呼び出さずに、 .PSD1
ファイルから値をインポートします。
構文
Import-PowerShellDataFile
[[-Path] <string[]>]
[<CommonParameters>]
Import-PowerShellDataFile
[-LiteralPath <string[]>]
[<CommonParameters>]
説明
Import-PowerShellDataFile
コマンドレットは、.PSD1
ファイルで定義されているハッシュテーブルからキーと値のペアを安全にインポートします。 値は、ファイルの内容に Invoke-Expression
を使用してインポートできます。
ただし、 Invoke-Expression
は、ファイルに含まれるすべてのコードを実行します。 これにより、望ましくない結果が生成されたり、安全でないコードが実行されたりする可能性があります。 Import-PowerShellDataFile
は、コードを呼び出さずにデータをインポートします。
Note
最初の 500 個のキーと値のペアのみをインポートできます。
例
例 1: PSD1 から値を取得する
この例では、 Configuration.psd1
ファイル内に保持されているハッシュテーブルに格納されているキーと値のペアを取得します。 Get-Content
は、 Configuration.psd1
ファイルの内容を表示するために使用されます。
Get-Content .\Configuration.psd1
$config = Import-PowerShellDataFile .\Configuration.psd1
$config.AllNodes
@{
AllNodes = @(
@{
NodeName = 'DSC-01'
}
@{
NodeName = 'DSC-02'
}
)
}
Name Value
---- -----
NodeName DSC-01
NodeName DSC-02
パラメーター
-LiteralPath
インポートするファイルへのパス。 パス内のすべての文字はリテラル値として扱われます。
型: | String[] |
Aliases: | PSPath, LP |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | True |
パイプライン入力を受け取る: | True |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-Path
インポートするファイルへのパス。 ワイルドカードは使用できますが、最初に一致するファイルのみがインポートされます。
型: | String[] |
配置: | 0 |
規定値: | None |
必須: | True |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | True |
出力
このコマンドレットは、ファイルのデータをハッシュ テーブルとして返します。
関連リンク
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