Get-SecretInfo
登録済みコンテナー内のシークレットに関するメタデータ情報を検索して返します。
構文
Get-SecretInfo
[[-Name] <String>]
[[-Vault] <String>]
[<CommonParameters>]
説明
このコマンドレットは、登録済みコンテナー内のシークレットに関する情報を検索して返します。 既定では、すべての登録済みコンテナー内のすべてのシークレットの情報が返されます。
例
例 1
Get-SecretInfo -Name *
Name Type VaultName
---- ---- ---------
Secret1 String LocalStore
Secret2 ByteArray LocalStore
Secret3 SecureString LocalStore
Secret4 PSCredential LocalStore
Secret5 Hashtable LocalStore
Secret6 ByteArray CredMan
この例では、 Name パラメーターを単一のワイルドカード (*
) 文字として指定して、格納されているすべてのシークレットのメタデータを返します。 2 つの登録済みコンテナー LocalStore
と CredMan
があります。 2 つのコンテナーから返される SecretInformation オブジェクトは 6 つあります。
シークレットが有効なすべての型の出力オブジェクトは次のとおりです。
- ByteArray
- Hashtable
- PSCredential
- SecureString
- String
例 2
Get-SecretInfo -Name SecretWithMetadata | Select-Object -ExpandProperty Metadata
Key Value
--- -----
Environment Development
Expiration 5/1/2022 12:00:00 AM
GroupNumber 7
次の使用例は、シークレットを SecretWithMetadata
取得し、そのメタデータを表示します。 ハッシュテーブル内のエントリは、有効なすべての型メタデータ値が次の場合に表示されます。
- String
- DateTime
- Int
パラメーター
-Name
シークレットの名前を指定します。 このコマンドレットは、指定された名前を持つシークレットのメタデータのみを取得します。 名前または名前パターンを入力します。 ワイルドカード文字を使用できます。
Name パラメーターが指定されていない場合、このコマンドレットは格納されているすべてのシークレットのメタデータを返します。
Type: | String |
Position: | 0 |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | True |
-Vault
シークレット メタデータを検索するコンテナーの名前を指定します。 ワイルドカード文字は使用できません。
Vault パラメーターが指定されていない場合、このコマンドレットは、登録されているすべてのコンテナー内のメタデータを検索します。
Type: | String |
Position: | 1 |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
入力
None
出力
Microsoft.PowerShell.SecretManagement.SecretInformation
PowerShell