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Restore-Computer

ローカル コンピューターでシステムの復元を開始します。

構文

Restore-Computer
       [-RestorePoint] <Int32>
       [-WhatIf]
       [-Confirm]
       [<CommonParameters>]

説明

Restore-Computer コマンドレットは、指定したシステム復元ポイントにローカル コンピューターを復元します。

Restore-Computer はコンピューターを再起動します。 復元は再起動操作時に完了します。

システム復元ポイントと Restore-Computer は、Windows 7、Windows Vista、Windows XP などのクライアント オペレーティング システムでのみサポートされます。

例 1: ローカル コンピューターを復元する

Restore-Computer -RestorePoint 253

このコマンドは、シーケンス番号が 253 の復元ポイントにローカル コンピューターを復元します。

例 2: 確認を使用してローカル コンピューターを復元する

PS> Restore-Computer -RestorePoint 255 -Confirm
Confirm
Are you sure you want to perform this action?
Performing operation "Restore-Computer" .
[Y] Yes  [A] Yes to All  [N] No  [L] No to All  [S] Suspend  [?] Help (default is "Y"):

このコマンドは、シーケンス番号が 255 の復元ポイントにローカル コンピューターを復元します。 Confirm パラメーターを使用して、操作を実際に実行する前にユーザーにプロンプトを表示します。

例 3: コンピューターを復元して状態を確認する

Get-ComputerRestorePoint
Restore-Computer -RestorePoint 255
Get-ComputerRestorePoint -LastStatus

これらのコマンドはシステムの復元を実行し、その状態をチェックします。

最初のコマンドでは、 Get-ComputerRestorePoint を使用して、ローカル コンピューター上の復元ポイントを取得します。

2 番目のコマンドは、シーケンス番号 255 の復元ポイントにコンピューターを復元します。

3 番目のコマンドでは、Get-ComputerRestorePoint コマンドレットの LastStatus パラメーターを使用して、復元操作の状態を確認します。 Restore-Computer強制的に再起動するため、このコマンドはコンピューターの再起動後に入力されます。

パラメーター

-Confirm

コマンドレットの実行前に確認を求めるメッセージが表示されます。

型:SwitchParameter
Aliases:cf
配置:Named
規定値:False
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-RestorePoint

復元ポイントのシーケンス番号を指定します。 シーケンス番号を検索するには、 Get-ComputerRestorePoint コマンドレットを使用します。 このパラメーターは必須です。

型:Int32
Aliases:SequenceNumber, SN, RP
配置:0
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-WhatIf

コマンドレットの実行時に発生する内容を示します。 このコマンドレットは実行されません。

型:SwitchParameter
Aliases:wi
配置:Named
規定値:False
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

入力

None

パイプを使用してこのコマンドレットに入力を渡すことはできません。

出力

None

このコマンドレットは出力を生成しません。

メモ

  • Windows Vista 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで Restore-Computer コマンドを実行するには、[管理者として実行] オプションを使用して Windows PowerShell を開きます。
  • このコマンドレットでは、Windows Management Instrumentation (WMI) SystemRestore クラスを使用します。