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New-ComplianceRetentionEvent

このコマンドレットは、セキュリティ & コンプライアンス PowerShell でのみ使用できます。 詳細については、「 セキュリティ & コンプライアンス PowerShell」を参照してください。

New-ComplianceRetentionEvent コマンドレットを使用して、組織内のコンプライアンス保持イベントを作成します。

以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。

構文

New-ComplianceRetentionEvent
   -Name <String>
   [-AssetId <String>]
   [-Comment <String>]
   [-Confirm]
   [-DomainController <Fqdn>]
   [-EventDateTime <DateTime>]
   [-EventTags <MultiValuedProperty>]
   [-EventType <ComplianceRuleIdParameter>]
   [-ExchangeAssetIdQuery <String>]
   [-PreviewOnly]
   [-SharePointAssetIdQuery <String>]
   [-WhatIf]
   [<CommonParameters>]

説明

セキュリティ & コンプライアンス PowerShell でこのコマンドレットを使用するには、アクセス許可を割り当てる必要があります。 詳細については、「Microsoft Purview コンプライアンス センターのアクセス許可」 を参照してください。

例 1

New-ComplianceRetentionEvent -Name "Research Project Employees" -EventTag 80e0d620-13ea-4ed9-b6a6-aa883278bcca -EventType e823b782-9a07-4e30-8091-034fc01f9347 -SharePointAssetIDQuery "EmployeeNumber:123456 EmployeeNumber:456789"

この例では、次の設定を使用して、Research Project Employees という名前のコンプライアンス保持イベントを作成します。

  • EventTag: 80e0d620-13ea-4ed9-b6a6-aa883278bcca
  • EventTpe: e823b782-9a07-4e30-8091-034fc01f9347
  • SharePointAssetIDQuery: EmployeeNumber:123456 EmployeeNumber:456789

パラメーター

-AssetId

AssetId パラメーターは、保持に使用される SharePoint または OneDrive for Business ドキュメントのプロパティで見つかった Property:Value ペアを指定します。 例:

  • 特定の製品のみのコンテンツ保持に使用する製品コード。
  • 特定の製品のみのコンテンツ保持に使用するプロジェクト コード。
  • 特定の製品のみのコンテンツ保持に使用する従業員 ID。
Type:String
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-Comment

Comment パラメーターで、オプションのコメントを指定します。 スペースを含む値を指定する場合は、次のように値を二重引用符 (") で囲んでください。"これは管理者メモです。"

Type:String
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-Confirm

Confirm スイッチは、確認プロンプトを表示するか非表示にするかを指定します。 このスイッチがコマンドレットにどのような影響を与えるかは、先に進む前にコマンドレットで確認が必要となるかどうかで決まります。

  • 破壊的なコマンドレット (Remove-* コマンドレットなど) には、続行する前にコマンドの確認を強制する組み込みの一時停止があります。 これらのコマンドレットでは、正確な構文-Confirm:$falseを使用して、確認プロンプトを省略できます。
  • 他のほとんどのコマンドレット (New-* コマンドレットや Set-* コマンドレットなど) には、一時停止が組み込まれています。 これらのコマンドレットの場合、値なしで Confirm スイッチを指定すると、先に進む前に、一時停止してコマンドを確認する必要があります。
Type:SwitchParameter
Aliases:cf
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-DomainController

このパラメーターは、Microsoft の内部使用のために予約されています。

Type:Fqdn
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-EventDateTime

EventDateTime パラメーターは、イベントの日時を指定します。

コマンドを実行するコンピューターの [地域のオプション] 設定で定義されている短い日付形式を使用します。 たとえば、短い日付形式 mm/dd/yyyy を使用するようにコンピューターが構成されている場合は、「09/01/2018」と入力して 2018 年 9 月 1 日を指定します。 日付のみを入力したり、日付と時刻を入力することもできます。 日付と時刻を入力する場合は、値を引用符 (”) で囲む必要があります (例: "09/01/2018 5:00 PM")。

Type:DateTime
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-EventTags

EventTags パラメーターは、コンプライアンス保持イベントに関連付けられているラベルの GUID 値を指定します。 使用可能な GUID 値を確認するには、次のコマンドを実行します。 Get-ComplianceTag | Format-Table Name,GUID

複数の値をコンマで区切って指定できます。

Type:MultiValuedProperty
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-EventType

EventType パラメーターは、このイベントの種類を使用するラベルの保持期間を開始するイベントの GUID 値を指定します。 使用可能な GUID 値を確認するには、次のコマンドを実行します。 Get-ComplianceRetentionEventType | Format-Table Name,GUID

Type:ComplianceRuleIdParameter
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-ExchangeAssetIdQuery

ExchangeAssetIdQuery パラメーターは、コンプライアンス保持イベントの Exchange コンテンツのスコープを設定するために使用されるキーワードを指定します。 詳細については、「 コンテンツ検索のキーワード クエリと検索条件」を参照してください。

Type:String
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-Name

Name パラメーターは、コンプライアンス保持イベントの一意の名前を指定します。 最大の長さは 64 文字です。 値にスペースが含まれている場合は、値を二重引用符 (") で囲んでください。

Type:String
Position:1
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-PreviewOnly

{{ Fill PreviewOnly Description }}

Type:SwitchParameter
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-SharePointAssetIdQuery

SharePointAssetIdQuery パラメーターは、SharePoint のプロパティ (列とも呼ばれます) で指定した 1 つ以上の Property:Value ペアを指定し、ドキュメントをOneDrive for Businessしてコンプライアンス保持イベントのスコープを設定します。

Type:String
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance

-WhatIf

WhatIf スイッチは、セキュリティ & コンプライアンス PowerShell では機能しません。

Type:SwitchParameter
Aliases:wi
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Security & Compliance