Get-MonitoringItemIdentity
このコマンドレットは、オンプレミスの Exchange でのみ使用可能です。
Get-MonitoringItemIdentity コマンドレットを使用して、Exchange サーバーに関する正常性情報を返すために使用できる監視項目を検出します。
以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。
構文
Get-MonitoringItemIdentity
[-Identity] <String>
-Server <ServerIdParameter>
[<CommonParameters>]
説明
このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。 このトピックにはこのコマンドレットのすべてのパラメーターが一覧表示されていますが、自分に割り当てられているアクセス許可に含まれていない一部のパラメーターにはアクセスできません。 コマンドレットを組織内で実行するために必要になるアクセス許可とパラメーターを調べるには、「 Find the permissions required to run any Exchange cmdlet」を参照してください。
例
例 1
Get-MonitoringItemIdentity -Identity OutlookMapiHttp.Proxy -Server ExchSrv01
この例では、ExchSrv01 という名前のサーバー上にある OutlookMapiHttp.Proxy という名前の正常性セットに関する情報を返します。
パラメーター
-Identity
Identity パラメーターは、表示する正常性セットを指定します。 使用可能な正常性セットの一覧を参照するには、Get-ServerHealth コマンドレットか Get-HealthReport コマンドレットを使用できます。
Type: | String |
Position: | 1 |
Default value: | None |
Required: | True |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | Exchange Server 2013, Exchange Server 2016, Exchange Server 2019 |
-Server
Server パラメーターは、正常性セットを含む Exchange サーバーを指定します。 サーバーを一意に識別する任意の値を使用できます。 次に例を示します。
- 名前
- FQDN
- 識別名 (DN)
- Exchange の従来の DN
Type: | ServerIdParameter |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | True |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | Exchange Server 2013, Exchange Server 2016, Exchange Server 2019 |
入力
Input types
このコマンドレットに使用できる入力の種類を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 コマンドレットで入力の種類のフィールドが空白の場合、そのコマンドレットには入力データを指定できません。
出力
Output types
このコマンドレットに使用できる戻り値の型 (出力の種類) を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 出力の種類のフィールドが空白の場合、コマンドレットはデータを返しません。