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Get-MalwareFilterPolicy

このコマンドレットは、オンプレミスの Exchange およびクラウド ベースのサービスで使用できます。 一部のパラメーターおよび設定は、いずれかの環境専用となっている場合があります。

Get-MalwareFilterPolicy コマンドレットを使用して、組織内のマルウェア フィルター ポリシーを表示します。

以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。

構文

Get-MalwareFilterPolicy
   [[-Identity] <MalwareFilterPolicyIdParameter>]
   [-DomainController <Fqdn>]
   [<CommonParameters>]

説明

マルウェア フィルター ポリシーには、マルウェア設定と、それらの設定が適用されるドメインの一覧が含まれています。 ドメインが複数のマルウェア フィルター ポリシーに属することはできません。

このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。 このトピックにはこのコマンドレットのすべてのパラメーターが一覧表示されていますが、自分に割り当てられているアクセス許可に含まれていない一部のパラメーターにはアクセスできません。 コマンドレットを組織内で実行するために必要になるアクセス許可とパラメーターを調べるには、「 Find the permissions required to run any Exchange cmdlet」を参照してください。

例 1

Get-MalwareFilterPolicy

この例では、組織内のすべてのマルウェア フィルター ポリシーの概要リストを取得します。

例 2

Get-MalwareFilterPolicy Default | Format-List

この例では、Default という名前のマルウェア フィルター ポリシーの詳細な構成情報を取得します。

パラメーター

-DomainController

このパラメーターは、オンプレミスの Exchange でのみ使用できます。

DomainController パラメーターは、このコマンドレットで Active Directory からのデータの読み取りまたは Active Directory へのデータの書き込みに使用されるドメイン コントローラーを指定します。 ドメイン コントローラーは、完全修飾ドメイン名 (FQDN) で識別します。 たとえば、dc01.contoso.com です。

Type:Fqdn
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Server 2013, Exchange Server 2016, Exchange Server 2019

-Identity

Identity パラメーターは、表示するマルウェア フィルター ポリシーを指定します。 ポリシーを一意に識別する任意の値を使用できます。 たとえば、マルウェア フィルター ポリシーの名前、GUID、または識別名 (DN) を使用できます。

Type:MalwareFilterPolicyIdParameter
Position:1
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:Exchange Server 2013, Exchange Server 2016, Exchange Server 2019, Exchange Online, Exchange Online Protection

入力

Input types

このコマンドレットに使用できる入力の種類を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 コマンドレットで入力の種類のフィールドが空白の場合、そのコマンドレットには入力データを指定できません。

出力

Output types

このコマンドレットに使用できる戻り値の型 (出力の種類) を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 出力の種類のフィールドが空白の場合、コマンドレットはデータを返しません。