Get-IPBlockListProvidersConfig
このコマンドレットは、オンプレミスの Exchange のエッジ トランスポート サーバーでのみ使用可能または有効になります。
Get-IPBlockListProvidersConfig コマンドレットを使用して、エッジ トランスポート サーバーで構成されているすべての IP ブロック リスト プロバイダーに影響を与える設定を表示します。
以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。
構文
Get-IPBlockListProvidersConfig
[-DomainController <Fqdn>]
[<CommonParameters>]
説明
エッジ トランスポート サーバー上では、IP 禁止一覧プロバイダーは接続フィルター エージェントによって使用されます。 接続フィルター エージェントは受信 SMTP 接続の IP アドレスを基に、受信メッセージに対して行う処理がある場合にどの処理を行うかを判断します。
エッジ トランスポート サーバーで、このコマンドレットを実行するには、ローカルの Administrators グループのメンバーである必要があります。
例
例 1
Get-IPBlockListProvidersConfig | Format-List
次の例では、ローカルのエッジ トランスポート サーバー上の IP 禁止一覧プロバイダーに関する詳細情報が返されます。
パラメーター
-DomainController
DomainController パラメーターは、このコマンドレットで Active Directory からのデータの読み取りまたは Active Directory へのデータの書き込みに使用されるドメイン コントローラーを指定します。 ドメイン コントローラーは、完全修飾ドメイン名 (FQDN) で識別します。 たとえば、dc01.contoso.com です。
DomainController パラメーターは、エッジ トランスポート サーバーではサポートされません。 エッジ トランスポート サーバーは、Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス (AD LDS) のローカル インスタンスを使用してデータの読み書きを行います。
Type: | Fqdn |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | Exchange Server 2010, Exchange Server 2013, Exchange Server 2016, Exchange Server 2019 |
入力
Input types
このコマンドレットに使用できる入力の種類を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 コマンドレットで入力の種類のフィールドが空白の場合、そのコマンドレットには入力データを指定できません。
出力
Output types
このコマンドレットに使用できる戻り値の型 (出力の種類) を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 出力の種類のフィールドが空白の場合、コマンドレットはデータを返しません。