Get-InboundConnector
このコマンドレットは、クラウドベースのサービスでのみ使用できます。
クラウドベースの組織内の受信コネクタの設定を表示するには、Get-InboundConnector コマンドレットを使用します。
以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。
構文
Get-InboundConnector
[[-Identity] <InboundConnectorIdParameter>]
[-ResultSize <Unlimited>]
[<CommonParameters>]
説明
受信コネクタは、特定の構成オプションを必要とするリモート ドメインから電子メール メッセージを受信します。
このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。 このトピックにはこのコマンドレットのすべてのパラメーターが一覧表示されていますが、自分に割り当てられているアクセス許可に含まれていない一部のパラメーターにはアクセスできません。 コマンドレットを組織内で実行するために必要になるアクセス許可とパラメーターを調べるには、「 Find the permissions required to run any Exchange cmdlet」を参照してください。
例
例 1
Get-InboundConnector "Inbound Connector for Contoso.com" | Format-List
この例では、Inbound Connector for Contoso.com という名前の受信コネクタの構成情報の詳細を表示しています。
例 2
Get-InboundConnector
この例では、クラウド ベースの組織内に構成されているすべての受信コネクタの一覧を表示しています。
パラメーター
-Identity
Identity パラメーターは、受信コネクタの名前または GUID を指定します。 Identity 名にスペースが含まれている場合は、名前を二重引用符 (") で囲みます。 Identity パラメーター ラベルは省略できます。
Type: | InboundConnectorIdParameter |
Position: | 1 |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | Exchange Online, Exchange Online Protection |
-ResultSize
ResultSize パラメーターは、返される結果の最大数を指定します。 クエリに一致するすべてのリクエストを返す場合は、このパラメーターの値に unlimited を使用します。 既定値は 1,000 です。
Type: | Unlimited |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | Exchange Online, Exchange Online Protection |
入力
Input types
このコマンドレットに使用できる入力の種類を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 コマンドレットで入力の種類のフィールドが空白の場合、そのコマンドレットには入力データを指定できません。
出力
Output types
このコマンドレットに使用できる戻り値の型 (出力の種類) を確認するには、「コマンドレットの入力および出力の種類」をご覧ください。 出力の種類のフィールドが空白の場合、コマンドレットはデータを返しません。