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Test-DPMTapeData

復旧ポイントのデータ セットを検証します。

構文

Test-DPMTapeData
    [-RecoveryPoint] <RecoverySource>
    [-RecoveryPointLocation <RecoverySourceLocation>]
    [-JobStateChangedEventHandler <JobStateChangedEventHandler>]
    [<CommonParameters>]

説明

Test-DPMTapeData コマンドレットは、System Center - Data Protection Manager (DPM) の回復ポイントのデータ セットを検証します。 復旧ポイントは、DPM サーバーに格納されているレプリカのポイントインタイム コピーです。

例 1: 復旧ポイントを確認する

PS C:\>$PGroup = Get-DPMProtectionGroup -DPMServerName "Contoso-DPMServer"
PS C:\> $PObject = Get-DPMDatasource -ProtectionGroup $PGroup
PS C:\> $RPoints = Get-DPMRecoveryPoint -Datasource $PObject
PS C:\> $RPLocation = Get-DPMRecoveryPointLocation -RecoveryPoint $RPoints[1]
PS C:\> Test-DPMTapeData -RecoveryPoint $RPoints[1] -RecoveryPointLocation $RPLocation

最初のコマンドでは、Get-DPMProtectionGroup コマンドレットを使用して、DPM サーバー上の保護グループを取得します。 このコマンドは、結果を $PGroup 変数に格納します。

2 番目のコマンドでは、Get-DPMDatasource コマンドレットを使用して、保護グループのデータ ソースを取得します。 このコマンドは、結果を $PObject という名前の変数に格納します。

3 番目のコマンドでは、Get-DPMRecoveryPoint コマンドレットを使用して、データ ソースの復旧ポイントを取得します。 このコマンドは、結果を $RPoints という名前の変数に格納します。

4 番目のコマンドでは、Get-DPMRecoveryPointLocation コマンドレットを使用して、$RPoints内のポイントの復旧ポイントの場所を取得します。 このコマンドは、結果を $RPLocation という名前の変数に格納します。

最後のコマンドでは、Test-DPMTapeData コマンドレットを使用して、2 番目の復旧ポイントのデータ セットを確認します。

パラメーター

-JobStateChangedEventHandler

Job.StateChanged イベントのイベント ハンドラー 指定します。 コマンドレットに基づいてグラフィカル ユーザー インターフェイスを構築するには、このパラメーターを使用します。 DPM 管理シェルでは、このパラメーターを使用しないでください。

型:JobStateChangedEventHandler
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-RecoveryPoint

このコマンドレットがデータ セットを検証する復旧ポイントを指定します。

型:RecoverySource
配置:1
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

-RecoveryPointLocation

このコマンドレットでテストする復旧ポイントの場所を指定します。 復旧ポイントの場所オブジェクトを取得するには、Get-DPMRecoveryPointLocation コマンドレットを使用します。 回復項目は、ディスクやテープ上、または 2 つの別個のテープ上など、同じ時点で複数の場所に存在する場合があります。

型:RecoverySourceLocation
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

出力

RecoveryPoint