Start-DPMTapeErase
テープの内容を削除します。
構文
Start-DPMTapeErase
[-Tape] <Media[]>
[-JobStateChangedEventHandler <JobStateChangedEventHandler>]
[-WhatIf]
[-Confirm]
[<CommonParameters>]
説明
Start-DPMTapeErase コマンドレットは、System Center - Data Protection Manager (DPM) でテープの内容を削除します。
DPM では、期限切れのテープを再利用できます。テープ上のデータを最初に削除する必要はありません。
例
例 1: テープ上のデータを消去する
PS C:\>$DpmLibrary = Get-DPMLibrary -DPMServerName "Contoso-DPMServer"
PS C:\> $DpmTape = Get-DPMTape -DPMLibrary $DpmLibrary
PS C:\> Start-DPMTapeErase -Tape $DpmTape[2]
最初のコマンドでは、Get-DPMLibrary コマンドレットを使用して、Contoso-DPMServer という名前のサーバーのライブラリを取得します。 このコマンドは、ライブラリを $DpmLibrary 変数に格納します。
2 番目のコマンドは、Get-DPMTape コマンドレットを使用してライブラリ内のテープを取得し、$DpmTape変数に格納します。
3 番目のコマンドは、$DpmTapeに格納されている 3 番目のテープ オブジェクトのデータを削除します。
パラメーター
-Confirm
コマンドレットを実行する前に確認を求めるメッセージが表示されます。
型: | SwitchParameter |
Aliases: | cf |
配置: | Named |
規定値: | False |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-JobStateChangedEventHandler
Job.StateChanged イベントのイベント ハンドラー
型: | JobStateChangedEventHandler |
Aliases: | Handler |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-Tape
このコマンドレットが消去するテープの配列を指定します。 Tape オブジェクトを取得するには、Get-DPMTape コマンドレットを使用します。
型: | Media[] |
配置: | 1 |
規定値: | None |
必須: | True |
パイプライン入力を受け取る: | True |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-WhatIf
コマンドレットを実行した場合の動作を示します。 コマンドレットは実行されません。
型: | SwitchParameter |
Aliases: | wi |
配置: | Named |
規定値: | False |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
出力
Job