Set-AzureADDevice
この記事では、Set-AzureADDevice コマンドから Microsoft Graph PowerShell への移行の詳細について説明します。
まとめ
- Azure AD コマンド: Set-AzureADDevice
- Azure AD モジュール: AzureAD
- Microsoft Graph コマンド: Update-MgDevice (コミュニティの例)
- Graph モジュール: Microsoft.Graph.Identity.DirectoryManagement
- Graph エンドポイント: PATCH /devices/{id}
アクセス許可
アクセス許可の種類 | 最小限の特権アクセス許可 | より高い特権のアクセス許可 |
---|---|---|
委任済み (職場または学校アカウント) | Directory.AccessAsUser.All | 使用できません。 |
委任済み (個人用 Microsoft アカウント) | サポートされていません。 | サポートされていません。 |
Application | Device.ReadWrite.All | Directory.ReadWrite.All |
アプリケーションのみのシナリオや Windows 以外のデバイスの場合、つまり operatingSystem プロパティが ではない Windows
場合、アプリは extensionAttributes プロパティのみを更新できます。
呼び出し元のユーザーは、グローバル管理者、Intune 管理者のMicrosoft Entraロールのいずれかに属している必要もあります。 クラウド デバイス管理者ロールの呼び出し元ユーザーは、この API を使用してデバイスを有効または無効にすることしかでき、Windows 365管理者ロールを持つユーザーは基本的なデバイス プロパティのみを更新できます。
プロパティ マッピング
Azure AD 名 | Microsoft Graph 名 |
---|---|
AccountEnabled | AccountEnabled |
AlternativeSecurityIds | AlternativeSecurityIds |
ApproximateLastLogonTimeStamp | NA |
deviceId | deviceId |
DeviceMetadata | DeviceMetadata |
DeviceObjectVersion | NA |
DeviceOSType | NA |
DeviceOSVersion | NA |
DevicePhysicalIds | NA |
DeviceTrustType | NA |
IsCompliant | IsCompliant |
DisplayName | DisplayName |
IsManaged | IsManaged |
ProfileType | ProfileType |
SystemLabels | SystemLabels |
ObjectId | Id |