Publish-AzWebApp

モジュール:

Az.Websites

zipdeploy を使用して、ZIP、JAR、または WAR ファイルから Azure Web アプリをデプロイします。

構文

Publish-AzWebApp
       -ArchivePath <String>
       [-Type <String>]
       [-Clean]
       [-Async]
       [-Restart]
       [-TargetPath <String>]
       [-IgnoreStack]
       [-Reset]
       [-Force]
       [-AsJob]
       [-Timeout <Double>]
       [-WebApp] <PSSite>
       [-DefaultProfile <IAzureContextContainer>]
       [-WhatIf]
       [-Confirm]
       [<CommonParameters>]

Publish-AzWebApp
       -ArchivePath <String>
       [-Type <String>]
       [-Clean]
       [-Async]
       [-Restart]
       [-TargetPath <String>]
       [-IgnoreStack]
       [-Reset]
       [-Force]
       [-AsJob]
       [-Timeout <Double>]
       [-ResourceGroupName] <String>
       [-Name] <String>
       [[-Slot] <String>]
       [-DefaultProfile <IAzureContextContainer>]
       [-WhatIf]
       [-Confirm]
       [<CommonParameters>]

説明

Publish-AzWebApp コマンドレットは、既存の Azure Web アプリにコンテンツをアップロードします。 .NET、Python、Node などのスタックを使用する場合は ZIP ファイルに、Java を使用する場合は WAR または JAR ファイルにコンテンツをパッケージ化する必要があります。 コンテンツは、デプロイ中に追加のビルド手順なしで事前にビルドされ、すぐに実行できる状態にする必要があります。 このコマンドレットでは、Kudu zipdeploy 機能と wardeploy 機能を使用してコンテンツをデプロイします。 zipdeploy と wardeploy のしくみ、およびデプロイ用に Web アプリを適切にパッケージ化する方法の詳細については、Kudu Wiki を参照してください。 https://aka.ms/kuduzipdeployhttps://aka.ms/kuduwardeployには、zipdeploy と wardeploy に関する有用な詳細が含まれています。

例

例 1

Publish-AzWebApp -ResourceGroupName Default-Web-WestUS -Name MyApp -ArchivePath C:\project\app.zip

リソース グループ Default-Web-WestUS に属する MyApp という名前の Web アプリにapp.zipの内容をアップロードします。

例 2

Publish-AzWebApp -ResourceGroupName ContosoRG -Name ContosoApp -Slot Staging -ArchivePath C:\project\javaproject.war

リソース グループ ContosoRG に属する ContosoApp という名前の Web アプリのステージング スロットに javaproject.war の内容をアップロードします。

例 3

$app = Get-AzWebApp -ResourceGroupName ContosoRG -Name ContosoApp
Publish-AzWebApp -WebApp $app -ArchivePath C:\project\app.zip -AsJob

リソース グループ ContosoRG に属する ContosoApp という名前の Web アプリにapp.zipの内容をアップロードします。 コマンドレットはバックグラウンド ジョブで実行されます。

例 4

$app = Get-AzWebApp -ResourceGroupName ContosoRG -Name ContosoApp
$app | Publish-AzWebApp -ArchivePath C:\project\java_app.jar

例 5

$app = Get-AzWebApp -ResourceGroupName ContosoRG -Name ContosoApp
Publish-AzWebApp -WebApp $app -ArchivePath C:\project\app.zip -Force

リソース グループ ContosoRG に属する ContosoApp という名前の Web アプリにjava_app.jarの内容をアップロードします。 Force が指定されていない場合は、内容が展開される前に確認を求められます。

例 6

$app = Get-AzWebApp -ResourceGroupName ContosoRG -Name ContosoApp
Publish-AzWebApp -WebApp $app -ArchivePath C:\project\app.zip -Timeout 300000 -Force

リソース グループ ContosoRG に属する ContosoApp という名前の Web アプリにjava_app.jarの内容をアップロードします。 ユーザーは、要求がタイムアウトするまでの待機時間をミリ秒単位で設定できます。Force が指定されていない場合は、内容が展開される前に確認を求められます。

パラメーター

-ArchivePath

アーカイブ ファイルのパス。 ZIP、WAR、JAR がサポートされています。

型:	String
配置:	Named
規定値:	None
必須:	True
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-AsJob

バックグラウンドでコマンドレットを実行する

型:	SwitchParameter
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Async

成果物は非同期的にデプロイされます。 (成果物が Web アプリにプッシュされると、コマンドは終了します)。

型:	SwitchParameter
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Clean

ファイルをデプロイする前に、ターゲット ディレクトリをクリーンアップします。

型:	SwitchParameter
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Confirm

コマンドレットの実行前に確認を求めるメッセージが表示されます。

型:	SwitchParameter
Aliases:	cf
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-DefaultProfile

Azure との通信のために使用される資格情報、アカウント、テナント、サブスクリプションです。

型:	IAzureContextContainer
Aliases:	AzContext, AzureRmContext, AzureCredential
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Force

強制的に削除オプション

型:	SwitchParameter
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-IgnoreStack

言語固有の既定値を無効にします。

型:	SwitchParameter
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Name

Web アプリの名前。

型:	String
配置:	1
規定値:	None
必須:	True
パイプライン入力を受け取る:	True
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Reset

Java Web アプリを既定の駐車ページにリセットする

型:	SwitchParameter
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-ResourceGroupName

リソース グループの名前。

型:	String
配置:	0
規定値:	None
必須:	True
パイプライン入力を受け取る:	True
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Restart

デプロイ後に Web アプリが再起動されます。 複数の成果物を展開していて、以前の展開でサイトを再起動しない場合は、これを false に設定します。

型:	SwitchParameter
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Slot

Web アプリ スロットの名前。

型:	String
配置:	2
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	True
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-TargetPath

成果物をデプロイする必要がある絶対パス。

型:	String
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Timeout

要求がタイムアウトするまでの待機時間をミリ秒単位で設定します。

型:	Double
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-Type

デプロイされる成果物の種類をオーバーライドするために使用されます。

型:	String
指定可能な値:	war, jar, ear, zip, static
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-WebApp

Web アプリ オブジェクト

型:	PSSite
配置:	0
規定値:	None
必須:	True
パイプライン入力を受け取る:	True
ワイルドカード文字を受け取る:	False

-WhatIf

コマンドレットの実行時に発生する内容を示します。 このコマンドレットは実行されません。

型:	SwitchParameter
Aliases:	wi
配置:	Named
規定値:	None
必須:	False
パイプライン入力を受け取る:	False
ワイルドカード文字を受け取る:	False

入力

String

PSSite

出力

PSSite