サンプル: Microsoft Dataverse を使用した単純化接続のクイック スタート
この C# .NET サンプルは、CrmServiceClient クラスと接続文字列を使用して、Microsoft Dataverse Webサービスに接続する方法を示します。 次に、このサンプルでは、Dataverse テーブルで作成、更新、取得、削除の操作を行います。 CrmServiceClient の詳細については、「CrmServiceClient コンストラクターを使用した Dataverse への接続」を参照してください。
注意
このサンプルでは、CrmServiceClient クラスの代わりに ServiceClient を使うこともできます。
要件
- Visual Studio 2019 またはそれ以降
- Dataverse テスト環境と有効なユーザー ログオン資格情報
サンプルを実行する方法
- PowerApps サンプル リポジトリを複製して、ローカル コピーを作成します。
dataverse\Xrm Tooling\QuickStartCS\C#\QuickStartCS.sln
ファイルを Visual Studio で開きます。- サンプルを実行する前に、Solution Explorer で Dataverse インスタンスの接続情報を使用して
App.config
ファイルを変更する必要があります。 下の例の App.config を参照してください。 - F5 キーを押して、プログラムをコンパイルして実行します。
実際の動作
このサンプルでは、CrmServiceClient クラスを使用して Dataverse Web サービスでユーザーを認証します。
組織 Web サービスの参照を取得した後、このサンプルでは account
テーブルで作成、更新、取得、削除の操作を実行します。 サンプルでは、一般的な例外も処理します。
さらに、このサンプルでは、OAuth
認証と、App.config ファイルで構成される詳細な接続診断がサポートされています。 診断の使用に関する詳細については、「XRMツールのトレースの構成」を参照してください。
App.config の例
以下にサンプル app.config file
を示します。 これを使用するには、connectionStrings XML タグ内のコメント文字、<add name=… /> 行の先頭の “<!- -” と、行の末尾の “- ->” を削除します。 次に、接続文字列のユーザー名、URL、およびパスワードを Dataverse テスト環境に適切な値に変更します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<configuration>
<connectionStrings>
<!--<add name="Connect"
connectionString="
AuthType=OAuth;
Username=jsmith@contoso.onmicrosoft.com;
Url=https://contosotest.crm.dynamics.com;
Password=passcode;
AppId=51f81489-12ee-4a9e-aaae-a2591f45987d;
RedirectUri=app://58145B91-0C36-4500-8554-080854F2AC97;
TokenCacheStorePath=d:\MyTokenCache;
LoginPrompt=Auto"/>-->
</connectionStrings>
</configuration>
参照
XRM ツールの接続文字列を使用して Dataverse に接続する
注意
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この調査には約 7 分かかります。 個人データは収集されません (プライバシー ステートメント)。