Power Query での既定接続の代替手段
Power Query では、150 を超えるデータ ソースへの既定の接続が提供されていますが、既定のコネクタを使用できないデータ ソースに接続する必要がある場合があります。
ジェネリック インターフェイス経由の接続
汎用インターフェイス コネクタを使用して、組み込みの既定のコネクタを使用せずに特定のデータ ソースに接続できる場合があります。
たとえば、ODBC コネクタがあれば ODBC インターフェイスを使用するサービスに、Web コネクタがあれば REST API インターフェイスを使用するサービスに接続できます。
使用可能な Power Query の既定の汎用インターフェイス コネクタを使用して、エンド データ ソースがサポートするインターフェイスを介して接続すると、特定の既定のコネクタよりも多くのインターネット上のデータ ソースに接続できます。
ジェネリック インターフェイスを介した接続の詳細については、「ジェネリック インターフェイスを使用したデータへの接続」を 参照してください。
カスタム コネクタ経由の接続
Power Query SDK を使用すると、カスタム コネクタを作成して、Power Query への接続シナリオのブロックを解除できます。 カスタム コネクタを作成して、認証可能なエンド サービスとデータ ソースに配布できます。
コミュニティ メンバーと組織は、作成したカスタム コネクタを共有することもできます。 Microsoft は、これらのカスタム コネクタのサポート、所有権、または保証を提供していませんが、シナリオに使用できる場合があります。 Microsoft Partner Program には、Power Query を構築できる多くのパートナーも含まれています。 プログラムの詳細の確認やパートナーを探しには、「Power BI または Fabric パートナーに問い合わせる」を参照してください。
エンド サービスまたはデータ ソースを所有するユーザーは、カスタム コネクタを作成できます。また、Microsoft Fabric Dataflows や Microsoft Power BI Desktop などの対象の製品および環境内で公開され既定で使用できるようにコネクタを認定できる場合があります。
データ ソースの所有者にコネクタの構築と認定を要求する
データ ソースの所有者または承認されたサード パーティのみがカスタム コネクタを構築および認定することができるため、エンド ユーザーからデータ ソースの所有者にコネクタの要望を直接伝え、カスタム コネクタの構築と認定に向けた投資を促すことをお勧めします。
Fabric アイデア フォーラムでの要求
データ ソースの所有者に直接関与するだけでなく、Fabric アイデア フォーラムでアイデアを作成したり投票したりして、コネクタの必要性と需要を示す必要もあります。 このフィードバックは、データ ソースの所有者が、Microsoft Fabric Dataflow Gen2 や Microsoft Power BI Desktop などのPower Query 環境で既定の認定コネクタに投資するように促すのにも役立ちます。