Visual Studio 接続済みサービス
開発者は、Visual Studio 内の 接続済みサービス を使用して、カスタム コネクタを作成できます。 接続済みサービスは、サービスへの接続を支援する Visual Studio のツールのコレクションです。 開発者が Visual Studio で Microsoft Azure 関数または API を構築する必要がある既存の機能により、接続済みサービスの統合は、カスタム コネクタ開発における完全なエンドツーエンドのエクスペリエンスを提供します。
Visual Studio 2022 17.7 では、ASP.NET Core Web API プロジェクト 用の Microsoft Power Platform に接続済みサービスのサポートを追加しました。 この統合により、以下が可能となります:
- Power Platform 環境 への接続。
- Power Platform 環境用 カスタム コネクタ の自動生成。
- 開発トンネル を構成して、カスタム コネクタにローカル接続。
開発トンネルは、ローカルで実行されている Web API と Power Apps の間にアドホック接続を作成します。 この機能を使用すると、Power Platform のコンテキストでリアルタイムに、Web API をローカルでテストおよびデバッグできます (内部ループ)。
前提条件
Visual Studio 2022バージョン17.7 と ASP.NET Web開発ワークロードがインストールされています。 開発トンネルを作成して使用するには、Visual Studio にサインインする必要があります。 この機能は、Visual Studio for Mac では利用できません。
制限
現在の統合は、開発トンネルの次の構成に対してのみ機能します:
- トンネルの種類: 永続的
- アクセスの種類: パブリック
次の手順
開始するには、ソリューション エクスプローラー の 接続済みサービス ノードを右クリックして、接続済みサービスを管理する を選択します。 Power Platform を検索して選択し、接続を設定します。