セグメント化されたソリューションの使用
ソリューションのアップデートを配布するときに更新されるエンティティ コンポーネントのみを含めるように、ソリューションのセグメンテーションを使用します。 ソリューションのセグメント化では、すべての資産を含むエンティティ全体ではなく、選択したエンティティ資産 (エンティティ フィールド、フォーム、ビューなど) をソリューション アップデートと共にエクスポートできます。 セグメント化されたソリューションを作成するには、Power Apps でソリューション領域を使用します。
既存のエンティティをソリューションに追加するときに次のオプションから選択すると、ソリューションをセグメント化できます:
コンポーネントやメタデータを含めない コンポーネントやメタデータを含めない場合、最小限のエンティティ情報がソリューションに追加されます。 したがって、フレンドリ名を除いて、エンティティ属性 (メタデータ) またはコンポーネントは含まれません。
選択 コンポーネント フィールド、リレーションシップ, セグメント, ビュー、フォーム、グラフなど、エンティティに関連付けられている各コンポーネントを個別に選択することで、ソリューションを 選択 できます。 このオプションを使用して、新しいカスタム フィールドやフォームの追加など、エンティティで追加または変更したコンポーネントのみを選択します。
エンティティ メタデータを含める このオプションには、フィールド、フォーム、ビュー、関連エンティティなどのコンポーネントは含まれませんが、エンティティに関連付けられたすべてのメタデータが含まれます。 メタデータには、監査、重複データ検出、変更追跡などのエンティティ プロパティが含まれます。
すべてのコンポーネントを含める このオプションには、エンティティに関連付けられているすべてのコンポーネントとメタデータが含まれます。 ビジネス プロセス フロー、レポート、接続、キューなどの他のエンティティまたはエンティティ コンポーネントを含めることができます。 このオプションは、ターゲット環境に存在しないアンマネージド エンティティを配布する場合にのみ使用する必要があります。 このオプションを選択すると、元に戻せないことに注意してください。 ソリューションをセグメント化するには、ソリューションからエンティティを削除し、変更されたまたは新規コンポーネントのみを選択して、エンティティを再度追加する必要があります。
警告
新規または変更されたのではないコンポーネントをソリューションに追加しないでください。 更新をターゲット環境にインポートすると、意図しないコンポーネントを含むソリューションが、ソリューションの更新で導入したレイヤーの下にある既存のコンポーネントに予期しない動作を引き起こす可能性があります。 たとえば、更新されていないエンティティのビューを追加し、既存のレイヤーのビューにカスタマイズがある場合、既存のカスタマイズは非アクティブになる場合があります。 詳細ついては、ソリューションの階層 を参照してください