大容量の特定の対象データを一括削除で削除する
一括削除機能を使用すると、データ品質を維持し、必要なくなったデータを削除してシステム ストレージ消費を管理するために役立ちます。
たとえば、次のデータを一括で削除できます。
- 古いデータ。
- 業務に無関係なデータ。
- 不要なテスト データやサンプル データ。
- 他のシステムから誤ってインポートされたデータ。
一括削除を使用して、以下の操作を実行できます。
- 複数のテーブルにまたがるデータを削除する。
- 特定のテーブルのレコードを削除する。
- 一括削除の完了時に、電子メールで通知を受信します。
- データを定期的に削除する。
- 定期的な一括削除の開始時間をスケジュールする。
- 一括削除の間に発生した失敗に関する情報を取得する。
これらの設定は、Microsoft Power Platform 管理センターで行えます。環境> [環境を選択する] >設定>データ管理>一括削除 へと移動してください。
設定を更新する場合は、システム管理者のアクセス許可があることを確認してください。
- ユーザー プロフィールを表示する で、次の手順に従います。
- 適切なアクセス許可を持っていない場合は、 システム管理者に問い合わせてください。
大量データの削除
環境を選択し、設定>データ管理>一括削除の順に進みます。
新規を選択して一括削除ウィザードを実行し、削除するレコードに対して一括削除ジョブを作成します。
コードで一括削除を実行する方法については、データの一括削除を参照してください。
Power Apps で削除されたレコードの復元
Power Apps のユーザー エクスペリエンスで削除されたレコードを復元できるのは、システム管理者のみです。
ごみ箱を使用して削除されたレコードを復元する方法の詳細については、ごみ箱をオンにするをご覧ください。
ごみ箱が利用できない場合は、環境のバックアップと復元の詳細を参照してください。
一括削除ジョブによって削除されたすべてのレコードを復元する
削除されたレコードを復元するには、次の手順を実行します
- システム管理者として、Power Platform 管理センター にサインインします。
- 環境を選択し、削除されたレコードを表示および復元する環境を選択します。
- 設定>データ管理>一括削除を選択します。
- すべてのレコード一括削除ジョブを表示できます。
- 復元する一括削除ジョブを 1 つ以上選択し、コマンド バーで復元を選択します。
- OK を選択して、復元するアクションを確定します。
個々のレコードを復元する
削除済みレコードを復元するには、以下のステップを実行します。
- システム管理者として、Power Platform 管理センター にサインインします。
- 環境を選択し、削除されたレコードを表示および復元する環境を選択します。
- 設定>データ管理>一括削除を選択します。
- すべてのレコード一括削除ジョブを表示できます。
- レコードを復元する一括削除ジョブを選択します。
- レコードのビュー フォームが開きます。 フォームの最後には、リンクがあります。 システム ジョブを使用して個々のレコードを復元する を選択します。
- 上記のリンクをクリックすると、ジョブの [削除されたレコード] タブに移動します。 復元するレコードを 1 つ以上選択し、コマンド バーの復元を選択します。
- OK を選択して、復元するアクションを確定します。