外部オーディエンスへのアクセスを提供する
Power Pages サイト ユーザー情報は、Dataverse で取引先担当者レコードとして保存されます。 ユーザーがローカル アカウントを使用してサイトに対して認証できるようにするには、そのユーザーのレコードがサイトの取引先担当者テーブルに存在する必要があります。 取引先担当者は自分で作成することも、サイトで ユーザー登録を有効 にしている場合は、ユーザーがサインアップ フォームを送信してレコードを作成することもできます。
作成した取引先担当者レコードにはユーザー名とパスワードがありません。 ユーザー名を入力 し、パスワード変更 ワークフローを使用して初期パスワードを設定する必要があります。 ポータル管理アプリ を使用して、サイトの取引先担当者レコードを作成および編集します。
ユーザーに ローカル登録への招待 を送信することもできます。 ローカル認証、登録、その他の設定を参照してください。
重要
認証には Azure AD B2C ID プロバイダー を使用し、ローカル ID プロバイダーは非推奨にすること をお勧めします。
取引先担当者レコードへのユーザー名の追加
Power Pages にサインインして、編集するサイトを開きます。
左側のペインで 他の項目 (…) >ポータル管理 を選択します。
ポータル管理アプリの左側のパネルで、セキュリティ セクションまで下にスクロールし、取引先担当者 を選択します。
取引先担当者を作成または選択します。
取引先担当者 - ポータル取引先担当者 フォームを選択します。
Web 認証 タブを選択します。
ユーザー名 を入力します。
![強調表示されている [Web 認証] タブのユーザー名ボックスを含む、ポータル管理アプリの取引先担当者レコードのスクリーンショット。](media/user-management/config-contact-record.svg)
保存 を選びます。
初期パスワードを設定するには、取引先担当者のパスワードを変更します。
取引先担当者のパスワードを変更する
取引先担当者のパスワードを変更するには、システム管理者 セキュリティ ロール が必要です。
Power Pages にサインインして、編集するサイトを開きます。
左側のペインで 他の項目 (…) >ポータル管理 を選択します。
ポータル管理アプリの左側のパネルで、セキュリティ セクションまで下にスクロールし、取引先担当者 を選択します。
取引先担当者を選択します。
コマンド バーで パスワードの変更 を選択します。 その他のコマンド (⋮) メニューでは非表示になっている場合があります。
新しいパスワードを入力し、次へ を選択します。
パスワードを完全に削除するには、新しいパスワードを入力しないでください。 新しいパスワード ボックスを空のままにして、次へ を選択します。 取引先担当者のパスワードを削除するかどうかが尋ねられた場合、はい を選択してから 次へ をもう一度選択します。
完了を選択します。
ビジネス プロセス フローの廃止
パスワード変更プロセスの以前のバージョンでは、廃止されたタスク フローを利用していました。 Dataverse セキュリティ ロールでは、ビジネス プロセス フロー タブの ポータル取引先担当者のパスワードを変更 権限でオプションを選択する必要がなくなりました。