Power BI の改ページ対応レポートを画像ファイルにエクスポートする (Power BI Report Builder)
適用対象: Power BI Report Builder Power BI Desktop
画像レンダリング拡張機能は、Power BI の改ページ対応レポートをビットマップまたはメタファイルにレンダリングします。 画像表示拡張機能では、既定でレポートの TIFF ファイルが生成されます。このファイルは、複数のページに表示することもできます。 クライアントは、受信した画像をイメージ ビューアーで表示したり、印刷したりできます。 ここでは、画像レンダラー固有の情報を提供し、また表示規則の例外について説明します。
画像表示拡張機能では、GDI+ でサポートされている形式 (BMP、EMF、EMFPlus、GIF、JPEG、PNG、TIFF) でファイルを生成できます。 TIFF 形式の場合、プライマリ ストリームのファイル名は ReportName.tif です。 その他の形式の場合は、1 ファイルが 1 ページに表示されます。ファイル名は ReportName_Page.ext (.ext は選択した形式のファイル拡張子) です。 画像としてサポートされている別の形式でファイルを作成するには、上記の文字列のいずれかを OutputFormatDeviceInfo 設定で指定します。
注意
Power BI Report Builder では、改ページ対応レポート定義 (.rdl) ファイルを作成および変更できます。
サポートされている画像形式
次の表は、各画像レンダラー形式のファイルの拡張子と MimeType を示しています。
Type | 拡張子 | MIMEType |
---|---|---|
BMP | bmp | image/bmp |
GIF | GIF | image/gif |
JPEG | jpeg | image/jpeg |
PNG | png | image/png |
TIFF | tif | image/tiff |
EMF | EMF | image/emf |
EMFPlus | EMF | image/emf |
複数ページのレンダリング
1 つのファイルで複数のページのドキュメントをサポートしているファイル形式は TIFF だけです。 JPG や PNG などの他の形式では、一度に出力できるのは 1 ページで、ページごとに表示拡張機能を個別に呼び出す必要があります。
対話機能
このレンダラーで生成されたすべての画像形式では、対話機能がサポートされていません。 次の対話型要素は表示されません。
ハイパーリンク
表示または非表示
見出しマップ
ドリルスルー リンクまたはクリックスルー リンク
エンド ユーザー並べ替え
固定ヘッダー
ブックマーク
デバイス情報設定
デバイス情報設定を変更することによって、このレンダラーの既定の設定の一部を変更することができます。 詳しくは、「画像デバイス情報設定」をご覧ください。