次の方法で共有


プロセスの編集と更新

プロセス マイニングは、プロセスのイベント ログから分析情報を抽出するために使用される手法です。 プロセス中には、既存のプロセスのマッピングまたはクエリを編集するのが一般的です。 プロセスを編集する理由のいくつかは次のとおりです。

  • データには、ケース ID として使用できる複数の ID 列がある場合があり、ケース ID として使用するものを変更すると、発見する分析情報が増加する場合があります。

  • 一部の属性は、より具体的なものにマップされる場合があります。これにより、財務またはリソースの属性タイプなど、分析中に追加のオプションを提供できます。

  • Power Queryでデータを変換した場合、結果のプロセスが必要なものでなければ、変換を調整することができます。

マッピングとクエリの編集

マッピングまたはクエリを編集するには、次の手順に従います。

  1. プロセスの詳細ページで、セットアップを選択してマッピング ページに戻ります。

  2. ケース ID やその他のマッピングを変更するには、元のデータの列名に対応するドロップダウン メニューの値を選択します。

  3. より詳細な編集を行う場合は、右上にある Power Query でデータを変換するを選択します。

  4. Power Query エディターで、クエリ設定の下にある適用した手順エリアで対応する手順を選択 (またはダブルクリック) して、適用済みの手順を編集できます。 新しい手順を追加する場合は、ツールバーで選択します。 

    それ以外の場合は、追加するステップをツールバーで選択します。

    警告

    追加する手順は適用された手順の最後に新しい手順として追加されるため、それが適用された手順に既にリストされている場合は、ツールバーで列を選択などのオプションを再度選択しないでください。 これは、すでに 列を選択 手順が適用されている場合、新しい 列を選択 手順では、選択できるオプションが少なくなります。元の列を選択ステップは、使用可能な列のリストを既にフィルタリングしています。

    クエリ設定ダイアログの適用された手順のスクリーンショット。

データの更新

Dataverse や SQL などのトランザクション データ ソース がある場合は、データの更新 を選択して、データ ソース からの最新データでプロセスを更新します。 更新プロセスには時間がかかる場合があり、更新 を再度選択して更新を確認するよう求められます。

更新のスケジュール設定

データを最新の状態に保つには、スケジュール更新機能を使用できます。 データ ソース カードの右側にある 更新のスケジュール を選択して、更新のスケジュール パネルを表示します。 デフォルトでは、 データを最新の状態に保つ トグルがオンになっており、デフォルトの設定を保存できます。デフォルトの設定では、保存 を直接クリックすることにより、設定した時刻で明日から毎日更新をスケジュールします。 スケジュール更新パネルのコントロールを操作してデフォルト設定を変更し、間隔、期間 (日、週、月)、開始日時を変更できます。 現在、最高の更新頻度は 1 日ごとであることに注意してください。

スケジュール更新が構成されると、データ ソース カードに詳細が表示されます。これには、次にスケジュールされた更新日時が含まれます。

データを切断する

プロセスのデータ ソースを変更する場合は、これを簡単に行うことができます。 たとえば、以前は CSV ファイルを使用していたものを、代わりにトランザクション データ ソースに接続することにしたとします。 現在のデータ ソースから接続解除するには、[データ ソース] カードの右側にあるデータを切断するを選択します。 切断したらセットアップをもう一度選択して、新しいデータ ソースに接続します。