ビジネス ルールのスコープ
ビジネス ルール を定義する際には スコープ を選択します。 出力結果が配信されるスコープを決定します。
イベントのスコープ
イベント スコープは、活動ごとの結果を提供します。 計算式が計算されるデータ要素は、イベントです。 既定の出力は、ビジネスルール データ セットに適合するイベントの数です。
計算結果は、統計 画面と プロセス マップ 画面に表示されます。 ビジネス ルールの詳細ビューでは、アクティビティごとに結果が表示されます。 各アクティビティは、定義された重大度に従って分類されます。 プロセス マップでは、統計のひとつのビジネス ルールの詳細ビューと同じように、アクティビティごとに結果が表示されます。
ケースのスコープ
ケース スコープは、ビジネスルール データ セットごとに 1 つの結果を提供します。 計算式が計算されるデータ要素は、ケースです。 既定の出力は、ビジネスルール データ セットに適合するケースの数です。
計算結果は、統計 画面と プロセス マップ 画面に表示されます。 プロセス マップでは、ビジネスルール のいずれかのケースに属するすべてのアクティビティとエッジが強調表示されます。
プロセスのスコープ
プロセス スコープは最も一般的です。 ビジネスルール データ セットごとに 1 つの結果を提供します。
プロセス スコープの場合、明示的な計算コンテキストを使用してカスタム結果式を定義し、式が計算されるデータ要素 (イベント、エッジ、またはケース) を決定します。 既定の ビジネスルール 結果 (要素数) は使用できません。
計算結果は、アクティビティとエッジには関係ありません。 統計 画面のみに表示されます。
プロセス範囲の例は、平均的なケースまたはイベント期間です。 2 日を超える場合、値には エラー のカテゴリ フラグが割り当てられます。
エッジ スコープ
エッジスコープは、エッジごとに結果が提供される点を除き、イベント スコープと同じです。 計算結果は、統計 画面と プロセス マップ 画面に表示されます。