キャンバス アプリをオフラインで使用する
キャンバス アプリ が オフライン使用 向けに設計されている場合は、インターネットにアクセスできない場合でもモバイル デバイスで操作できます。 アプリに必要なすべてのデータがデバイスのローカルに保存されています。 加えた変更は、次回デバイスがネットワークに接続されるときにアプリ サーバーと同期されます。 データの変更中にネットワーク接続が切断された場合、アプリは変更を保存し、オンラインに戻ったときにサーバーにアップロードします。
初期オフライン同期
アプリがオフラインで作業する前に、必要なすべてのデータをデバイスにダウンロードする必要があります。 このプロセスは 初期オフライン同期と呼ばれます。アプリの設計方法によっては、数分以上かかる場合があります。
アプリを開くときに、初期オフライン同期が自動的に行われます。 アプリが、オフライン データおよびダウンロードされた行とテーブル数と同期していることを示すメッセージが表示されます。 初期同期が完了しない場合は、アプリを開くたびにトリガーされます。
オフライン デルタ同期
初期オフライン同期の後、デバイスがネットワークに接続されているときは常に、ローカルに保存されたデータはアプリ サーバー上のデータと同期されます。 これらの定期的な更新は、"差分"同期として知られています。 「デルタ」とは、デバイス上の2回の同期間で変更された最小データを意味します。 Power Apps はオンライン時は 5 分ごとに同期を実行します。
同期の状態のアイコン
アプリの設計方法 に応じて、さまざまなアイコンが付いた地球儀の形で同期ステータスに関する情報が含まれます。 一目でわかること:
- アプリはネットワークに接続されています
- データ更新が進行中です
- 更新されたデータは同期を待機しています
- データの同期中にエラーまたは警告が発生しました
次の表は、アイコンとその意味について説明しています。
アイコン | Description |
---|---|
アプリがインターネットに接続されています。 | |
アプリがインターネットに接続されていません。 | |
アプリがデータを同期しています。 | |
アプリにアップロードが保留中の変更があります。 | |
同期プロセスでエラーが発生しました。 | |
同期プロセスで警告が発生しました。 |
同期状態の説明を取得するには、アイコンを選択します。