サンプル: GrantAccess、ModifyAccess、および RevokeAccess メッセージを使用したレコードの共有
このサンプルは、次のメッセージを使用してレコードを共有する方法を示します。
このサンプルでは、システムに存在しない追加のユーザーが必要です。 Microsoft 365 で必要なユーザーを手動で作成し、サンプルがエラーなしで実行されるようにします。 このサンプルでは、次に示す現状有姿で 2 つのユーザー プロファイルを作成します。 yourorg
を組織名で置換します。
名: Dan
姓: Wilson
セキュリティ ロール: 代理人
ユーザー名: dwilson@yourorg.onmicrosoft.com
名: Christen
姓: Anderson
セキュリティ ロール: 代理人
ユーザー名: canderson@yourorg.onmicrosoft.com
このサンプルを実行する方法
- サンプル リポジトリをダウンロードまたは複製して、ローカル コピーを用意します。
- (オプション) Dataverse/App.config ファイルを編集して、接続先の Microsoft Dataverse インスタンスを指定する接続文字列を定義します。
- サンプル ソリューションを Visual Studio で開き、F5 キーを押してサンプルを実行します。 Dataverse/App.config 内に接続文字列を指定した後、サンプルを実行すると、その接続情報が使用されます。
Dataverse/App.config ファイル内に接続文字列を指定しない場合は、サンプルを実行するたびにダイアログが開き、接続先の Dataverse インスタンスについての情報と、使用する資格情報についての情報を入力する必要があります。 このダイアログには以前の接続がキャッシュされているため、以前に使用した接続を選ぶことができます。
このリポジトリにあるサンプルのうち、Dataverse インスタンスに接続する必要があるものには、Dataverse/App.config ファイルを参照するリンクが含まれます。
このサンプルの概要
GrantAccessRequest
、ModifyAccessRequest
、RevokeAccessRequest
メッセージは、アクセスを許可、変更、取り消すために必要なデータが含まれているシナリオで使用するためのものです。
このサンプルがどのように動作するか
このサンプルの概要 で説明されているシナリオをシミュレートするために、サンプルは次のことを行います。
セットアップ
- 組織の現在のバージョンをチェックします。
- 名前の競合を回避する一意の識別子を作成します。
- このサンプルの Microsoft 365 で手動で作成されたユーザーを取得します。
- サンプルのチームを作成するためのルート部署を取得します。
WhoAMIRequest
は、現在のユーザー情報を取得します。- チームを作成し、ユーザーをチームに追加します。
- 取引先企業レコードを作成し、タスク、レターを作成して取引先企業に関連付けます。
使用方法
- 呼び出し元ユーザーが作成された取引先企業に対して持っているアクセス権を取得および表示します。
- 最初のユーザーが作成された取引先企業に対して持っているアクセス権を取得および表示します。
GrantAccessRequest
メソッドは、作成された取引先企業に最初のユーザーのread
アクセスを付与します。ModifyAccessRequest
メソッドは、作成された取引先企業に最初のユーザーのdelete
アクセスを付与します。RevokeAccessRequest
メソッドは、作成された取引先企業に最初のユーザーのrevoke
アクセスを付与します。
クリーン アップ
セットアップ で作成されたサンプル データを削除するためのオプションを表示します。 サンプルによって作成されたテーブルとデータを調べる場合、削除はオプションです。 手動でレコードを削除することで同じ結果を得られます。
注意
ドキュメントの言語設定についてお聞かせください。 簡単な調査を行います。 (この調査は英語です)
この調査には約 7 分かかります。 個人データは収集されません (プライバシー ステートメント)。