サンプル: 複雑なデータ マップを使用してデータをインポートする
このサンプルは、データ インポートによって、新しいレコードを作成する方法を示します。 このサンプルは、複雑なデータ マップを使用します。
ヒント
このサンプルのソース データは、次のファイルに含まれています。ImportComplexDataMap\import accounts.csv
このサンプルを実行する方法
- サンプル リポジトリをダウンロードまたは複製して、ローカル コピーを用意します。
- (オプション) Dataverse/App.config ファイルを編集して、接続先の Microsoft Dataverse インスタンスを指定する接続文字列を定義します。
- サンプル ソリューションを Visual Studio で開き、F5 キーを押してサンプルを実行します。 Dataverse/App.config 内に接続文字列を指定した後、サンプルを実行すると、その接続情報が使用されます。
Dataverse/App.config ファイル内に接続文字列を指定しない場合は、サンプルを実行するたびにダイアログが開き、接続先の Dataverse インスタンスについての情報と、使用する資格情報についての情報を入力する必要があります。 このダイアログには以前の接続がキャッシュされているため、以前に使用した接続を選ぶことができます。
このリポジトリにあるサンプルのうち、Dataverse インスタンスに接続する必要があるものには、Dataverse/App.config ファイルを参照するリンクが含まれます。
このサンプルの動作方法
上述のシナリオをシミュレートするために、サンプルは次のことを行います:
セットアップ
- 組織の現在のバージョンをチェックします。
-
ImportMap
メソッドは、インポート マップを作成します。 -
ColumnMapping
メソッドは、text
タイプの列を列マッピングを作成します。 -
EntityReference
メソッドは、列マッピングとデータ マップを関連付けます。 -
LookUpMapping
メソッドは、取引先企業の親会社に検索のマッピングを作成します。 -
ImportFile
メソッドは、インポート ファイルを作成します。 -
GetHeaderColumnsImportFileRequest
メソッドは、インポート ファイルで使用されている見出し列を取得します。 -
ParseImportRequest
メソッドは、インポート ファイルを解析します。 -
RetrievedParsedDataImportFileRequest
メソッドは、解析テーブルからデータを取得します。 -
TransformImportRequest
メソッドは、インポートを変換します。
クリーン アップ
セットアップ で作成されたレコードを削除するオプションを表示します。 サンプルによって作成されたテーブルとデータを調べる場合、削除はオプションです。 手動でレコードを削除することで同じ結果を得られます。
関連項目
データのインポート
ソース ファイルのインポートを準備する
インポート用データ マップの作成
インポート用の変換マッピングの追加
データ インポートの構成
データ インポートの実行
データ インポート テーブル
サンプル: データ マップのエクスポートおよびインポート