サンプル: テーブルでのフィールド セキュリティの有効化
このサンプルでは、テーブルのフィールド セキュリティを有効にする方法を示します。
このサンプルでは、システムに存在しない追加のユーザーが必要です。 Microsoft 365 で必要なユーザーを手動で作成し、サンプルがエラーなしで実行されるようにします。 このサンプルでは、次に示す現状有姿でユーザー プロファイルを作成します。
名: Samantha
姓: Smith
セキュリティ ロール: マーケティング マネージャー
ユーザー名: ssmith@yourorg.onmicrosoft.com
このサンプルを実行する方法
- サンプル リポジトリをダウンロードまたは複製して、ローカル コピーを用意します。
- (オプション) Dataverse/App.config ファイルを編集して、接続先の Microsoft Dataverse インスタンスを指定する接続文字列を定義します。
- サンプル ソリューションを Visual Studio で開き、F5 キーを押してサンプルを実行します。 Dataverse/App.config 内に接続文字列を指定した後、サンプルを実行すると、その接続情報が使用されます。
Dataverse/App.config ファイル内に接続文字列を指定しない場合は、サンプルを実行するたびにダイアログが開き、接続先の Dataverse インスタンスについての情報と、使用する資格情報についての情報を入力する必要があります。 このダイアログには以前の接続がキャッシュされているため、以前に使用した接続を選ぶことができます。
このリポジトリにあるサンプルのうち、Dataverse インスタンスに接続する必要があるものには、Dataverse/App.config ファイルを参照するリンクが含まれます。
このサンプルの動作方法
上述のシナリオをシミュレートするために、サンプルは次のことを行います:
セットアップ
- 組織の現在のバージョンをチェックします。
- Microsoft 365 で、手動で作成されたユーザーを取得します。
- ユーザーに割り当てる必要があるセキュリティ ロールを取得します。
- チームを作成する必要がある既定の部署を取得します。
- チーム レコードのインスタンスを作成し、そのプロパティ値を設定します。
実際にやってみます
- フィールド セキュリティ プロファイルおよびオブジェクトの要求を作成し、teamprofiles_assocation 関連づけで Moniker を設定します。
CreateEntityRequest
とCreateAttributeRequest
メッセージを使用してカスタム アクティビティ テーブルと列を作成します。- ID 列のフィールド アクセス許可を作成します。
クリーンアップ
セットアップ でレコードを削除するためのオプションを表示します。 サンプルによって作成されたテーブルとデータを調べる場合、削除はオプションです。 手動でレコードを削除することで同じ結果を得られます。