次の方法で共有


Microsoft Dataverse Web サービスで認証する

Dataverse Web サービスを使用するクライアント アプリケーションを作成する場合は、データへのアクセスに認証が必要となります。 認証方法は、使用するソフトウェア フレームワークと、接続する Web サービスによって異なります。

.NET Framework アプリケーション

クライアント アプリケーションが .NET Framework を使用している場合、2 つの認証オプションがあります。

  • OAuth (推奨)
  • Microsoft 365

OAuth

OAuth はすべての Web サービスへのアクセスを提供するため、認証に適した手段です。

OAuth は以下のものをサポートすることも必要です。

  • 2 要素認証 (2FA) などの条件付きアクセスに対する Microsoft Entra ID の構成
  • サーバー間認証シナリオを有効にするクライアント シークレットを使用する
  • Single Page Application (SPA) に接続するクロス オリジン リソース共有 (CORS)

詳細情報: Dataverse で OAuth を使用する

Microsoft 365

Microsoft 365 認証 (コードでは Office365 と呼ばれます) は、Web サービスで .NET Framework SDK アセンブリを使用する必要があります。

Microsoft 365 の認証を使用する場合、OAuth で行うようにアプリケーションを登録する必要はありません。 有効なユーザーに対して、ユーザー プリンシパル名 (UPN) およびパスワードを単に提供する必要があります。

詳細: .NET Framework アプリケーションでの認証

重要

Dataverse 用の Microsoft 365 認証は非推奨です。 詳細: Microsoft Dataverse で Office365 認証を使用する

他のすべてのソフトウェア フレームワーク

.NET Framework 以外を使用している場合は、OAuth を使用して認証し、OData RESTful Web サービス (Web API と OData グローバル検索サービス) を使用する必要があります。

詳細情報 : Dataverse で OAuth を使用する

注意

ドキュメントの言語設定についてお聞かせください。 簡単な調査を行います。 (この調査は英語です)

この調査には約 7 分かかります。 個人データは収集されません (プライバシー ステートメント)。