アクティビティ テーブル
Microsoft Dataverse では、活動とは、ユーザーまたはチームが顧客に連絡するときに実行する、レターを送ったり電話をかけたりすることなどのタスクです。 ユーザーやチームは各自の活動を作成したり、活動を遂行する第三者に活動を割り当てたり、他のユーザーやチームと活動を共有することができます。 活動はカレンダーに入力可能なアクションであり、活動には、アクションがいつ実行されたか、またはいつ実行されるかを特定するための時間領域 (開始時間、停止時間、期限、期間) が存在します。 また、活動が表すアクションを判断するための基本プロパティ (情報カテゴリ、説明など) が存在します。 活動の状態は、オープン、取り消し、完了のいずれかです。 活動の完了状態には、活動がどのように完了したかを明らかにする数種類のサブ状態値が関連付けられます。
活動には、1人以上の関係者 ( Dataverse では活動関係者と呼ばれます) が関与します。 会議活動の場合は、会議に出席している取引先担当者やユーザーが関係者となります。 電話活動や FAX 活動の場合は、通話の発信者とその受信者が関係者となります。 次の図は、活動エンティティの関連付けを示しています。
インスタント メッセージング (IM) や SMS など、最近のビジネスで必要な新しい通信手段をサポートするには、Dataverse でユーザー定義の活動を作成できます。
注意
アクティビティ セキュリティは、 アクティビティ (ActivityPointer) テーブルを通じて継承されます。 各アクティビティ レコードは ActivityPointer テーブル内の 1 つの行で表され、すべてのアクティビティのアクセス許可とセキュリティ ロールを均一に管理するのに役立ちます。 アクティビティデータモデルとストレージについて詳しく学ぶ
参照
活動データ モデルとストレージ
ユーザー定義の活動
電子メール活動テーブル
タスク、ファックス、電話、手紙のアクティビティテーブル
Activity Party テーブル
活動ポインター (活動) テーブル