Outlook で送信/受信操作を手動で開始するまで、メールは [送信トレイ] フォルダーに残ります
元の KB 番号: 2797572
現象
Microsoft Outlook で電子メール メッセージを送信すると、次の図に示すように、メッセージが [送信トレイ] フォルダーに残る場合があります。
この問題が発生すると、送信/受信操作を手動で開始するまで 、メッセージは [送信トレイ] フォルダーに残ります (たとえば、F9 キーを押したり、送受信を選択したりします)。
原因
この問題は、Outlook 2016 の次の図に示すように、[接続したら直ちに送信する] オプションが有効になっていない場合に発生する可能性があります。
この設定は、次のレジストリ データに関連付けられているため、管理者はレジストリを変更してこの設定を構成することもできます。
キー: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office<x.0>\Outlook\Options\Mail
または
ポリシー キー: HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office<x.0>\Outlook\Options\Mail
DWORD: Send Mail Immediately
値: 0
注:
上記のレジストリ キー パスでは、<x.0> は Outlook のバージョン (16.0 = Outlook 2016、Outlook 2019、またはOutlook for Microsoft 365、15.0 = Outlook 2013、14.0 = Outlook 2010、12.0 = Outlook 2007、11.0 = Outlook 2003) を表します。
解決方法
[接続したら直ちに送信する] オプションを再び有効にするには、次の手順を実行します。
Outlook 2010 以降のバージョン
- [ファイル] タブの [オプション] を選択します。
- [Outlook のオプション] ダイアログ ボックスで、[詳細設定] を選択します。
- [送受信] セクションで、[接続したら直ちに送信する] を有効にします。
- [OK] を選択します。
Outlook 2007 および Outlook 2003
- [ツール] メニューの [オプション] を選択します。
- [オプション] ダイアログ ボックスの [メール セットアップ] タブを選択します。
- [送受信] セクションで 、[接続したら直ちに送信する] を有効にします。
- [OK] を選択します。
注:
灰色表示されているためにこの設定を再び有効にできない場合、設定はグループ ポリシーによって管理されています。 この状況では、管理者にお問い合わせの上、このグループ ポリシーの削除を依頼してください。