コンテンツ コントロールの編集可能性を変更する
ユーザーによるコンテンツ コントロールの操作を制限する場合があります。 Word では、これを行うためのいくつかの方法が提供されます。 たとえば、ユーザーがコンテンツ コントロールに挿入できるテキストを制限したり、コンテンツ コントロールにコンテンツを強制的に挿入したり、コンテンツ コントロールをロックしたりできます。 コンテンツ コントロールをロックする方法は 2 つあります。 1 つは、ユーザーがコンテンツ コントロールを削除できないようにします。 もう 1 つは、ユーザーがコンテンツ コントロールを編集できないようにします。
これらの制限はプログラムによって設定できます。 たとえば、ユーザーが別のコントロールに挿入する値に基づいて、ユーザーがコンテンツ コントロールを編集できないようにするとします。 LockContentControl プロパティを使用して、ユーザーによるコンテンツ コントロールの削除を禁止し、LockContents プロパティを使用して、ユーザーがコンテンツ コントロールのコンテンツを編集できないようにします。
このサンプルで使用されているオブジェクトは次のとおりです。
次の例は、LockContentControl プロパティと LockContents プロパティを使用して、ユーザーがコンテンツを削除したり編集したりできないようにします。
Sub LockcontentControl()
Dim objCC As ContentControl
Set objCC = ActiveDocument.ContentControls _
.Add(wdContentControlRichText)
objCC.LockcontentControl = True
objCC.LockContents = True
End Sub
これらのプロパティを、ContentControlOnExit イベントなど、コンテンツ コントロール用のイベントのいずれかと共に使用すると、コンテンツ コントロールが文書で使用される方法およびユーザーによるコンテンツ コントロールの操作方法を制御できます。
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