次の方法で共有


サンプル VBA マクロ (Visio)

次に示す Visual Basic for Applications (VBA) のサンプル マクロは、Visio インスタンスで開いている各図面ファイルに対して、次の処理を行います。

  • 図面ファイルの名前とパスを [イミディエイト] ウィンドウに記録します。

  • 各ページの名前を [イミディエイト] ウィンドウに記録します。

Public Sub ShowNames()  
 
    'Declare object variables as Visio object types.  
    Dim vsoPage As Visio.Page  
    Dim vsoDocument As Visio.Document  
    Dim vsoDocuments As Visio.Documents  
    Dim vsoPages As Visio.Pages  
 
    'Iterate through all open documents.  
    Set vsoDocuments  = Application.Documents  
    For Each vsoDocument In vsoDocuments   
 
        'Print the drawing name in the Visual Basic Editor  
        'Immediate window.  
        Debug.Print vsoDocument.FullName  
 
        'Iterate through all pages in a drawing.  
        Set vsoPages = vsoDocument.Pages  
        For Each vsoPage In vsoPages 
  
            'Print the page name in the Visual Basic Editor  
            'Immediate window.  
            Debug.Print Tab(5); vsoPage.Name 
  
        Next  
 
    Next  
 
End Sub

プログラムの出力例を次に示します。Office.vsd と Recycle.vsd という名前の図面が開いており、指定の場所に保存されていると仮定しています。 指定の場所とは、Visio により図面が保存される既定の場所ではありません。|

出力例 説明
C:\documents\drawings\Office.vsd 最初の図面の名前
Background-1 ページ 1 の名前
Background-2 ページ 2 の名前
C:\documents\drawings\Recycle.vsd 2 番目の図面の名前
Page-1 ページ 1 の名前
Page-2 ページ 2 の名前
Page-3 ページ 3 の名前

VBA 環境を使用したプログラムの記述方法および Visual Basic エディターの詳細については、Visual Basic のヘルプを参照してください。ヘルプを表示するには、Visual Basic エディターのウィンドウで、[ヘルプ] メニューの [Microsoft Visual Basic のヘルプ] を選択します。

このリファレンスでは、特定の Visio オブジェクト、プロパティ、メソッド、列挙、またはイベントの使用に関する詳細を参照できます。

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。