ソリューションの StorageItem にデータを格納する
このトピックでは、Outlook オブジェクト モデルに備わったソリューション ストレージに対して、プライベートなアプリケーション データを格納する方法について説明します。
- アプリケーション データを格納するフォルダーを決めます。
メモ ソリューション ストレージはフォルダー内の非表示項目として作成されるため、ソリューション データを格納できるのは、ストア プロバイダーが非表示アイテムをサポートしていて、クライアントがそのフォルダーに書き込む権限を持っている場合のみです。 2. Folder.GetStorage を使用して、既存の StorageItem オブジェクトまたは新しい StorageItem オブジェクト (存在しない場合) を取得します。
StorageItem.Size を使用して、 StorageItem が新しいかどうかを判断します。 新しい場合は、 StorageItem.UserProperties の Add メソッドを使用して、カスタム プロパティ Order Number を作成します。
Order Number プロパティを設定します。 ここでは、既存の StorageItem にはカスタム プロパティ Order Number が定義されているものと想定しています。
StorageItem.Save を使用して、 StorageItem オブジェクトを非表示のアイテムとしてフォルダーに保存します。
Sub StoreData()
Dim oInbox As Folder
Dim myStorage As StorageItem
Dim myPrivateProperty As UserProperty
Set oInbox = Application.Session.GetDefaultFolder(olFolderInbox)
' Get an existing instance of StorageItem by subject, or create new if it doesn't exist
Set myStorage = oInbox.GetStorage("My Private Storage", olIdentifyBySubject)
If myStorage.Size = 0 Then
'There was no existing StorageItem by this subject, so created a new one
'Create a custom property for Order Number
Set myPrivateProperty = myStorage.UserProperties.Add("Order Number", olNumber)
Else
'Assume that existing storage has the Order Number property already
Set myPrivateProperty = myStorage.UserProperties("Order Number")
End If
myPrivateProperty.Value = lngOrderNumber
myStorage.Save
End Sub
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