ZOrder メソッド (Outlook コントロール)
指定されたオブジェクトの同一コンテナー内での Z オーダーを変更します。
構文
式。 ZOrder(zPosition)
式 Outlook コントロール オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
zPosition | オプション | バリアント型 | コンテナーの Z オーダーにおけるコントロールの位置 (前面または背面) を指定します。 |
注釈
引数 zPosition の設定値は次のとおりです。
値 | 説明 |
---|---|
0 | コントロールを Z オーダーの最前面に配置します。 コントロールは、そのほかのコントロールの上層に表示されます (既定値)。 |
1 | コントロールを Z オーダーの最背面に配置します。 コントロールが他のコントロールの下に表示されます。 |
z オーダーは、ウィンドウとコントロールがユーザーに表示されるときにスタックされる方法を決定します。 z オーダーの背面にある項目は、近い項目によって重ね合わされます。z オーダーの前面にある項目は、背面の項目の上にあるように見えます。 zPosition 引数を省略すると、オブジェクトが前面に移動します。
デザイン モードでは、 [最前面へ移動] および [最背面へ移動] コマンドを使用することによっても、Z オーダーを設定できます。 [最前面へ移動] は、 ZOrder メソッドを使用してオブジェクトの Z オーダーを前面に移動する設定に相当します。 [最背面へ移動] は、 ZOrder メソッドを使用してオブジェクトの Z オーダーを背面に移動する設定に相当します。
[最前面へ移動] や [最背面へ移動] などの Z オーダー変更コマンドには、[元に戻す] コマンドや [やり直し] コマンドを使用することはできません。 たとえば、オブジェクトを選択してショートカット メニューの [最背面へ移動] をクリックした後で、その操作を元に戻したり、さらにやり直すことはできません。
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