OLE プログラム識別子 (Office)
OLE プログラム識別子 (ProgID とも呼ばれます) を使用して Automation オブジェクトを作成します。 次の表は、ActiveX コントロールおよび Office アプリケーション用の OLE プログラム ID を示しています。
ActiveX コントロール
次の表の ActiveX コントロールを作成するには、対応する OLE プログラム識別子を使用します。
作成するコントロール | 使用する識別子 |
---|---|
Checkbox | Forms.CheckBox.1 |
ComboBox | Forms.ComboBox.1 |
CommandButton | Forms.CommandButton.1 |
Frame | Forms.Frame.1 |
イメージ | Forms.Image.1 |
Label | Forms.Label.1 |
ListBox | Forms.ListBox.1 |
MultiPage | Forms.MultiPage.1 |
OptionButton | Forms.OptionButton.1 |
ScrollBar | Forms.ScrollBar.1 |
SpinButton | Forms.SpinButton.1 |
TabStrip | Forms.TabStrip.1 |
TextBox | Forms.TextBox.1 |
ToggleButton | Forms.ToggleButton.1 |
Microsoft Access
次の表の Microsoft Access オブジェクトを作成するには、対応する OLE プログラム識別子の 1 つを使用します。 バージョン番号の接尾辞なしに識別子を使用する場合は、マクロが実行されているコンピューターで使用できる最新バージョンの Access でオブジェクトを作成します。
作成するオブジェクト | 使用する識別子 |
---|---|
アプリケーション | Access.Application |
CurrentData | Access.CodeData、Access.CurrentData |
CurrentProject | Access.CodeProject、Access.CurrentProject |
Microsoft Excel
次の表の Microsoft Excel オブジェクトを作成するには、対応する OLE プログラム識別子の 1 つを使用します。 バージョン番号の接尾辞なしに識別子を使用する場合は、マクロが実行されているコンピューターで使用できる最新バージョンの Excel でオブジェクトを作成します。
作成するオブジェクト | 使用する ID | Comments |
---|---|---|
アプリケーション | Excel.Application | |
Workbook | Excel.AddIn | |
Workbook | Excel.Chart | 2 つのワークシート (グラフ用ワークシートとデータ用ワークシート) を含んでいるブックを返します。 グラフ用ワークシートがアクティブ ワークシートです。 |
Workbook | Excel.Sheet | 1 枚のワークシートが含まれるブックを取得します。 |
Graph
次の表に示す Graph オブジェクトを作成するには、対応する OLE プログラム識別子のいずれかを使用します。 バージョン番号の接尾辞なしに識別子を使用する場合は、マクロが実行されているコンピューターで使用できる最新バージョンの Graph でオブジェクトを作成します。
作成するオブジェクト | 使用する識別子 |
---|---|
アプリケーション | MSGraph.Application |
Chart | MSGraph.Chart |
Microsoft Outlook
次の表の Microsoft Outlook オブジェクトを作成するには、対応する OLE プログラム識別子の 1 つを使用します。 バージョン番号の接尾辞なしに識別子を使用する場合は、マクロが実行されているコンピューターで使用できる最新バージョンの Outlook でオブジェクトを作成します。
作成するオブジェクト | 使用する識別子 |
---|---|
アプリケーション | Outlook.Application |
次の表の Outlook フォームに固有の ActiveX コントロールを作成するには、対応する OLE プログラム識別子を使用します。
作成する Microsoft Office Outlook コントロール | 使用する ID |
---|---|
OlkBusinessCardControl | Outlook.OlkBusinessCardControl |
OlkCategory | Outlook.OlkCategoryStrip |
OlkCheckBox | Outlook.OlkCheckBox |
OlkComboBox | Outlook.OlkComboBox |
OlkCommandButton | Outlook.OlkCommandButton |
OlkContactPhoto | Outlook.OlkContactPhoto |
OlkDateControl | Outlook.OlkDateControl |
OlkFrameHeader | Outlook.OlkFrameHeader |
OlkInfoBar | Outlook.OlkInfoBar |
OlkLabel | Outlook.OlkLabel |
OlkListBox | Outlook.OlkListBox |
OlkOptionButton | Outlook.OlkOptionButton |
OlkPageControl | Outlook.OlkPageControl |
OlkSenderPhoto | Outlook.OlkSenderPhoto |
OlkTextBox | Outlook.OlkTextBox |
OlkTimeControl | Outlook.OlkTimeControl |
OlkTimeZoneControl | Outlook.OlkTimeZone |
Microsoft PowerPoint
次の表の Microsoft PowerPoint オブジェクトを作成するには、対応する OLE プログラム識別子の 1 つを使用します。 バージョン番号の接尾辞なしに識別子を使用する場合は、マクロが実行されているコンピューターで使用できる最新バージョンの PowerPoint でオブジェクトを作成します。
作成するオブジェクト | 使用する識別子 |
---|---|
アプリケーション | PowerPoint.Application |
Microsoft Word
次の表の Microsoft Word オブジェクトを作成するには、対応する OLE プログラム識別子の 1 つを使用します。 バージョン番号の接尾辞なしに識別子を使用する場合は、マクロが実行されているコンピューターで使用できる最新バージョンの Word でオブジェクトを作成します。
作成するオブジェクト | 使用する識別子 |
---|---|
アプリケーション | Word.Application |
Document | Word.Document、Word.Template |
Global | Word.Global |
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