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コレクションからオブジェクトを取得する (Excel)

Item プロパティはコレクションから 1 つのオブジェクトを取得します。 次の使用例では、変数 firstBook に、 Workbooks コレクションの最初のブックを表す Workbook オブジェクトを設定します。

Set FirstBook = Workbooks.Item(1)

Item プロパティは、多くのコレクションで既定のプロパティになっているため、Item キーワードを省略すると、ステートメントをより簡潔に記述できます。

Set FirstBook = Workbooks(1)

特定のコレクションの詳細については、そのコレクションのヘルプ トピックまたはコレクションの Item プロパティを参照してください。

名前付きオブジェクト

通常、 Item プロパティを使用して整数値を指定できますが、オブジェクトを名前で返す方が便利な場合があります。 Before you can use a name with the Item property, you must name the object. Most often, this is done by setting the object's Name property. The following example creates a named worksheet in the active workbook and then refers to the worksheet by name.

ActiveWorkbook.Worksheets.Add.Name = "A New Sheet" 
With Worksheets("A New Sheet") 
 .Range("A5:A10").Formula = "=RAND()" 
End With

定義済みのインデックス値

Some collections have predefined index values you can use to return single objects. Each predefined index value is represented by a constant. たとえば、単一の罫線を返すには、Borders コレクションの Item プロパティを使用して xlBordersIndex 定数を指定します。

次の使用例は、シート 1 のセル範囲 A1:G1 までの下の境界線を二重線に設定します。

Worksheets("Sheet1").Range("A1:A1"). _ 
 Borders.Item(xlEdgeBottom).LineStyle = xlDouble

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