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Tables.Add メソッド (Word)

ドキュメントに追加された新しい空のテーブルを表す Table オブジェクトを返します。

構文

追加 (RangeNumRowsNumColumnsDefaultTableBehaviorAutoFitBehavior)

expression 必須です。 'Tables' コレクションを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Range 必須 Range object 表を追加する範囲を指定します。 指定範囲が解除されていない場合は、指定範囲が表に置き換わります。
NumRows 必須 長整数型 (Long) 表に含める行数を指定します。
NumColumns 必須 長整数型 (Long) 表に含める列数を指定します。
DefaultTableBehavior 省略可能 バリアント型 セルの内容に合わせてテーブル内のセルのサイズを自動的に変更するかどうかを指定する値を設定します (AutoFit)。 使用できる定数は、自動調整を無効にする定数 wdWord8TableBehavior または自動調整を有効にする定数 wdWord9TableBehavior です。 既定値は定数 wdWord8TableBehavior です。
AutoFitBehavior 省略可能 バリアント型 (Variant) テーブルのサイズを変更するための自動調整の規則を設定します。 WdAutoFitBehavior 定数のいずれかをすることができます。

戻り値

Table

次の使用例は、作業中の文書の先頭に、3 行 4 列の新しい表を追加します。

Set myRange = ActiveDocument.Range(0, 0) 
ActiveDocument.Tables.Add Range:=myRange, NumRows:=3, NumColumns:=4

次の使用例は、現在の文書の末尾に、6 行 10 列の新しい表を追加します。

Set MyRange = ActiveDocument.Content 
MyRange.Collapse Direction:=wdCollapseEnd 
ActiveDocument.Tables.Add Range:=MyRange, NumRows:=6, _ 
 NumColumns:=10

次の使用例は、新しい文書に 3 行 5 列の表を追加し、表の各セルにデータを挿入します。

Sub NewTable() 
 Dim docNew As Document 
 Dim tblNew As Table 
 Dim intX As Integer 
 Dim intY As Integer 
 
 Set docNew = Documents.Add 
 Set tblNew = docNew.Tables.Add(Selection.Range, 3, 5) 
 With tblNew 
 For intX = 1 To 3 
 For intY = 1 To 5 
 .Cell(intX, intY).Range.InsertAfter "Cell: R" & intX & ", C" & intY 
 Next intY 
 Next intX 
 .Columns.AutoFit 
 End With 
End Sub

関連項目

テーブル コレクション オブジェクト

サポートとフィードバック

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