次の方法で共有


Range.TextRetrievalMode プロパティ (Word)

指定した Range からテキストを取得する方法を制御する TextRetrievalMode オブジェクトを返します。 値の取得と設定が可能です。

構文

expression. TextRetrievalMode

expressionRange オブジェクトを表す変数です。

次の使用例は、作業中の文書で選択されている文字列 (隠し文字を除く) を取得し、3 番目の段落の先頭に挿入します。

If Selection.Type = wdSelectionNormal Then 
 Set Range1 = Selection.Range 
 Range1.TextRetrievalMode.IncludeHiddenText = False 
 Set Range2 = ActiveDocument.Paragraphs(2).Range 
 Range2.InsertAfter Range1.Text 
End If

次の使用例は、アウトライン表示で表示されている最初の 3 つの段落を表示します。

Set myRange = ActiveDocument.Range(Start:=ActiveDocument _ 
 .Paragraphs(1).Range.Start, _ 
 End:=ActiveDocument.Paragraphs(3).Range.End) 
myRange.TextRetrievalMode.ViewType = wdOutlineView 
MsgBox myRange.Text

次の使用例は、選択範囲の文字列をメッセージ ボックスに表示します。 隠し文字は除外され、フィールド コードは実行結果が表示されます。

If Selection.Type = wdSelectionNormal Then 
 Set aRange = Selection.Range 
 With aRange.TextRetrievalMode 
 .IncludeHiddenText = False 
 .IncludeFieldCodes = False 
 End With 
 MsgBox aRange.Text 
End If

関連項目

Range オブジェクト

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。