次の方法で共有


Range.Start プロパティ (Word)

範囲の開始文字位置を設定または返します。 読み取り/書き込みが可能な Long です。

構文

開始

expressionRange オブジェクトを表す変数です。

注釈

Range オブジェクトには、開始位置と終了文字があります。 開始位置は、ストーリーの先頭に最も近い文字の位置を参照します。 場合はこのプロパティを End プロパティよりも大きい値に設定すると、 End プロパティは Start プロパティと同じ値に設定します。

このプロパティは、ストーリーの先頭を基準に開始位置を取得します。 文字の位置を示す値は、メイン テキスト ストーリー (wdMainTextStory) の先頭から始まり、最初の値は 0 です。 このプロパティを使用して、選択範囲、指定範囲またはブックマークの大きさを変更します。

次の例では、作業中の文書の 2 番目の段落の開始位置と 4 番目の段落の終了位置を取得します。 次に、文字の位置を使用して、myRange という範囲を作成します。

pos = ActiveDocument.Paragraphs(2).Range.Start 
pos2 = ActiveDocument.Paragraphs(4).Range.End 
Set myRange = ActiveDocument.Range(Start:=pos, End:=pos2)

次の例では、myRange の開始位置を右に 1 文字移動します。この結果、範囲の大きさは 1 文字分小さくなります。

Set myRange = Selection.Range 
myRange.SetRange Start:=myRange.Start + 1, End:=myRange.End

関連項目

Range オブジェクト

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。