次の方法で共有


Conflict オブジェクト (Word)

共同編集されたドキュメント内の競合する編集を表します。 Conflict オブジェクトの種類は、WdRevisionType 列挙で指定します。

注釈

Word での共同編集は競合を最小限に抑えるように設計されていますが、共同編集が有効になっているドキュメントを編集するときに競合が発生することがあります。 競合は、Word でマージを解決するためにユーザー入力が必要な場合に発生します。

注:

ドキュメントは、MICROSOFT SharePoint Server 2010 などの HTTP プロトコル経由の SOAP 経由のファイル同期をサポートするサーバーでのみ共同作成できます。

たとえば、ユーザーが共同で作成したドキュメントをサーバーから開き、オフラインで動作し、もう一度オンラインにすると、ドキュメントがサーバーに保存され、競合が発生する可能性があります。 または、複数のユーザーが同じ文書範囲をまったく同時に作業したときにも、競合が発生する場合があります。

注:

ユーザーが文書の競合を認識するのは、文書の明示的な保存を実行するときだけです。 ユーザーが明示的な文書保存を実行すると、文書に競合がある場合、Word は競合解決モードになります。 競合解決モードでは、ユーザーは文書の競合を解決できます。

次のコード例は、作業中の文書の各競合の種類を取得します。

Dim con as Conflict 
 
For Each con in ActiveDocument.CoAuthoring.Conflicts 
MsgBox con.Type 
Next con

関連項目

Word オブジェクト モデル リファレンス

サポートとフィードバック

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