CalloutFormat.Drop プロパティ (Word)
テキスト境界ボックスの端から吹き出し線がテキスト ボックスにアタッチされる位置までの垂直距離 (ポイント単位) を返します。 読み取り専用で 1 つ です。
構文
式。ドロップ
式 'CalloutFormat' オブジェクトを表す変数。
注釈
Drop プロパティは、ドロップ値が明示的に設定された吹き出しに適用されます。 この距離は、テキスト ボックスが吹き出し線の原点の左側 (吹き出し線が指す位置) でない限り、テキスト ボックスの上部から測定されます。この場合、ドロップ距離はテキスト ボックスの下部から測定されます。
このプロパティの値を設定するには、 CustomDrop メソッドを使用します。
このプロパティの値は、引き出し線のドロップ値が明示的に設定されている場合、つまり、 DropType プロパティの値が msoCalloutDropCustom の場合にのみ、引き出し線とテキスト ボックスが接する位置を正確に反映します。 ステートメント PresetDrop msoCalloutCustomDrop
を使用して 、DropType プロパティを msoCalloutDropCustom に設定します。
例
次の使用例は、作業中の文書の 1 番目の図形でユーザー設定のドロップ値が設定されている場合、その値が吹き出しのテキスト ボックスの縦の長さの半分よりも長いか短いかに応じて、その値を 2 つの既定のドロップ値のどちらかに置き換えます。 この使用例が動作するためには、1 番目の図形が吹き出しである必要があります。
Dim docActive As Document
Set docActive = ActiveDocument
With docActive.Shapes(1).Callout
If .DropType = msoCalloutDropCustom Then
If .Drop < .Parent.Height / 2 Then
.PresetDrop msoCalloutDropTop
Else
.PresetDrop msoCalloutDropBottom
End If
End If
End With
関連項目
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。