Borders.Enable プロパティ (Word)
指定したオブジェクトの罫線書式を設定または返します。 読み取り/書き込みが可能な Long です。
構文
式。 Enable
式 'Borders' コレクションを表す変数。
注釈
有効にする プロパティは、指定したオブジェクトのすべてまたは一部に罫線の書式設定が適用されている場合、 True または wdUndefined を返します。 True 、 False 、または WdLineStyle 定数を設定できます。
有効にする プロパティは、指定したオブジェクトのすべての罫線に適用されます。 True では、線のスタイルを既定のスタイルに設定や既定の線幅に線幅を設定します。 既定のスタイルおよび線の太さは、 DefaultBorderLineWidth および DefaultBorderLineStyle プロパティを使用して設定できます。
オブジェクトからすべての罫線を削除するのには次の例に示すように false を指定 する を有効にする プロパティを設定します。
ActiveDocument.Tables(1).Borders.Enable = False
1 つの罫線を削除または適用するには、 Borders (index) を使用します。 index は WdBorderType 定数で、単一の罫線を取得してから、 LineStyle プロパティを設定します。 次の例では、 rngTemp
から下の枠線を削除します。
Dim rngTemp
rngTemp.Borders(wdBorderBottom).LineStyle = wdLineStyleNone
例
次の使用例は、最初の表の左上隅のセルからすべての罫線を削除します。
If ActiveDocument.Tables.Count >= 1 Then
ActiveDocument.Tables(1).Cell(1, 1).Borders.Enable = False
End If
次の使用例は、選択範囲内の最初の段落の外枠に点線の罫線を引きます。
Options.DefaultBorderLineWidth = wdLineWidth025pt
Selection.Paragraphs(1).Borders.Enable = _
wdLineStyleDashSmallGap
次の使用例は、選択部分の最初の文字を囲むように罫線を設定します。 選択部分がない場合、罫線はカーソル位置の次の文字に適用されます。
Selection.Characters(1).Borders.Enable = True
関連項目
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