Viewer.GetPageView メソッド (Visio Viewer)
Microsoft Visio Viewerの図面ページの位置とズーム係数 (サイズ) を取得します。
構文
式。GetPageView (PageXAtViewCenter、 PageYAtViewCenter、 ZoomFactor)
式Viewer オブジェクトを返す式。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
PageXAtViewCenter | 必須 | Double | ページの左下隅から測定された、図面ページ単位でのページの中央の x 座標。 |
PageYAtViewCenter | 必須 | Double | ページの左下隅から測定された、図面ページ単位でのページの中央の y 座標。 |
ZoomFactor | 必須 | Double | ズーム (ページ サイズ) を乗算する係数。 |
戻り値
なし
解説
ページ ビューは、ページの中心点で構成され、ページの左下隅に座標系の原点が表示され、ズーム率は 1% から 400% の範囲で数値で表されます。
SetPageView メソッドを使用して、現在のページ ビューの値を設定します。
GetPageView メソッド自体は何も返しませんが、そのパラメーターはすべてアウト パラメーターです。 各パラメーターに Double 型の変数を渡す場合、Visio Viewerは、このトピックの例に示すように、各パラメーターのそれぞれの値を返します。
GetPageView メソッドは、Visio Viewer ウィンドウの中央にあるページ座標系内のポイントの座標を取得します。 たとえば、x 座標と y 座標の両方に対して Visio Viewer が 0 を返す場合、ページの左下隅 (ページの座標系の原点) は、Visio Viewer ウィンドウの中央にあります。 ページ幅が 8 ページ単位 x 10 ページ単位で、ページの中央がVisio Viewer ウィンドウの中央にある場合、PageXAtViewCenter は 4 を返し、PageYAtViewCenter は 5 を返します。
ZoomFactor パラメーター値は、ページの両方のディメンションに乗算される係数です。 たとえば、 ZoomFactor の値が .5 の場合、ページの幅は、元の Visio 図面の半分と同じ高さと半分であることを意味します。
例
次のコードは、Visio Viewerで開いているページの現在の位置とズーム率を取得する方法を示しています。
Dim dblXPoint As Double
Dim dblYPoint As Double
Dim dblZoomFactor As Double
vsoViewer.GetPageView dblXPoint, dblYPoint, dblZoomFactor
Debug.Print "x-coordinate is:"; dblXPoint
Debug.Print "y-coordinate is:"; dblYPoint
Debug.Print "Zoom factor is:"; dblZoomFactor
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