Page.DropContainer メソッド (Visio)

ページ上に新しいコンテナー Shape オブジェクトを作成し、指定したターゲット図形の周囲にコンテナーを配置し、ターゲット図形をコンテナーに追加します。 コンテナー図形を返します。

構文

expression. DropContainer( _ObjectToDrop_ , _TargetShapes_ )

式Page オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前	必須 / オプション	データ型	説明
ObjectToDrop	必須	[不明]	ページに追加するコンテナー図形。 Master、MasterShortcut、Shape、または IDataObject オブジェクトを指定できます。
TargetShapes	必須	[不明]	コンテナーに含める図形。 Shape オブジェクトまたは Selection オブジェクトを指定できます。 図形または選択範囲は、既にページ上に配置されている必要があります。

戻り値

図形

注釈

ObjectToDrop パラメーターの Master オブジェクトを渡すには、Documents.OpenEx メソッドと Application.GetBuiltInStencilFile メソッドを使用し、visBuiltInStencilContainers を渡して、非表示の組み込みコンテナー ステンシルを開きます。 次に、 Masters.ItemU プロパティを使用して、ステンシルから必要な特定のコンテナーを取得します。

ObjectToDrop に渡す IDataObject は、Microsoft Visio によって提供され、Visio と同じプロセス空間に存在する必要があります。

ObjectToDrop が Visio オブジェクトまたはコンテナーでない場合は、"無効なパラメーターです" というエラーが返されます。 渡す値がメソッドのコンテキストに一致しない図形の場合は、"無効なソースです" というエラーが返されます。

TargetShapes パラメーターが Nothing の場合、Visio はコンテナー図形をページの中央に配置し、ターゲット図形を含めずに配置します。 指定した対象図形がページの最上位メンバーでない場合は、"無効なパラメーターです" というエラーが返されます。

DropContainer メソッドは、Visio ユーザー インターフェイスの [コンテナーの挿入] コマンドに対応します。 ([ 挿入 ] タブで、[ コンテナー] をクリックします)。

例

次のVisual Basic for Applications (VBA) の例は、DropContainer メソッドを使用して、非表示の組み込みのコンテナー ステンシルからアクティブなページにコンテナーを追加して、選択した図形または図形を格納する方法を示しています。 このマクロを実行する前に、アクティブなページに選択した図形 (または図形の選択) があることを確認してください。

Public Sub DropContainer_Example()

    Dim vsoDocument As Visio.Document
    Set vsoDocument = Application.Documents.OpenEx(Application.GetBuiltInStencilFile(visBuiltInStencilContainers, visMSUS), visOpenHidden)
    Application.ActivePage.DropContainer vsoDocument.Masters.ItemU("Container 1"), Application.ActiveWindow.Selection
    vsoDocument.Close
    
End Sub

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