MasterShortcut.DropActions プロパティ (Visio)
マスター シェイプのショートカットを使用して作成された図形上で実行される、特殊なアクションを定義します。 値の取得と設定が可能です。
構文
式。 DropActions
式MasterShortcut オブジェクトを表す変数。
戻り値
文字列
注釈
マスター シェイプのショートカットを図面ページにドラッグすると、ショートカットが持つすべてのドロップ時のアクションが、新しく作成された図形に適用されます。 ドロップ時の各アクションでは特定の値や数式が定義され、新しい図形に含まれる特定のセルに割り当てられます。
ドロップ時のアクションは、ショートカットによって定義されます。対象となるマスター シェイプによってではありません。このため、対象となる同じマスター シェイプを参照し、ドロップ時の効果が異なるショート カットを複数作成できます。
DropActions プロパティは空白にすることも、1 つ以上の個々のドロップ アクションを定義することもできます。 アクションはセミコロンで区切られます (;)。 各アクションは、変更するセルの名前と、そのセルに適用する数式で構成され、等号 (=) で区切ります。 例:
Angle=45; FillForegnd=7; Width=(ThePage!PageWidth / 2 - 4cm)
ドロップ時のアクションが新しい図形に適用されるまで、アプリケーションはドロップ時のアクションを検証しません。 DropActions プロパティに構文エラーまたは無効なセル名が含まれている場合、不正なアクションは無視されます。 ただしアプリケーションが開発モードで実行されている場合は、エラー メッセージが表示され、無効なアクションとエラーの原因が識別されます。 コードでショートカット ドロップ アクションを使用する場合は、常に 開発者モード でショートカットをテストして、ドロップ アクションにエラーが含まれていないことを確認します。
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